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「今日からやる会議」スタッフの学び~東京土産のこれからを考える~

テレビ東京「今日からやる会議」スタッフが、毎回の「学び」をお届けしていきます。第一回は、テレビ東京スタッフの竹田が担当します。

6月27日に放送された「今日からやる会議」では、「新東京土産プロジェクト」を進めました。

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森田さんが考案した「山手線ネックレス」をさっそく千原さんにデザインしていただき、今回は秋山さん作成の商品サンプルを見つつ、デザインを固めることを議題にしていました。

みなさんにとってお土産とはなんですか?

「東京土産をつくる」と言っても、その意味はもはや同じではないのかもしれません。

東京観光の思い出に、あるいは東京以外を訪れる際の手土産として買ってもらうものが「東京土産」だとするなら、この新型コロナウイルス流行下でのお土産の役割とはなんでしょうか。東京に観光に来るのも、東京から地方に行くのも難しくなってしまいました。海外との往来は不可能なことさえある状況です。

東京に限らず全国的に「お土産」が苦しい中、通販でお土産を買うことも珍しくはなくなりました。六花亭の「お取り寄せセット」が話題になったのも記憶に新しいです。一歩も家を出なくても手に入り、「お取り寄せ」という言葉もあり…それでもなお個人的には「お土産」という言葉に一層の魅力を感じるようになりました。

私自身、故郷や行ったことのある土地のお土産が無性に欲しくなりました。

旅行先では財布のひもが緩んでついついお土産を買ってしまう、ということもありますが、わざわざ家でもお土産を手にしたくなってしまうのは、やはりお土産からその土地の空気を感じたいからなのかもしれません。

山手線に初めて乗った時のことって覚えてますか?

海外=「外」に目を向けてきた「新東京土産プロジェクト」でしたが、これからの新しい方向性として「内」にも目を向けることができそうです。
例えば地方出身の東京在住者はたくさんいます。その人たちにとって、東京はかつてお土産を買いに行く場所だったかもしれません。山手線に初めて乗ったときには感動すら覚えたかもしれません。お土産は、その時の気持ちを思い出してもらえるようなものになる可能性も秘めている、そんなことを地方出身者としてこの東京で家に籠りながら考えてみたりしました。

在宅勤務が進み、「電車に乗る」という毎日の当たり前すら変わりつつあります。山手線に毎日乗っている人/毎日乗っていた人が「山手線ネックレス」をつけてくれる、というのも素敵な光景になりそうだなと想像しています。東京で東京グッズを持つのがもっと当たり前になってもいいですよね。

この新東京土産「山手線ネックレス」などが作られる過程も番組で皆さんに見ていただきながら、ぜひ感想をお寄せいただきたいと思っています。番組公式Twitterへのリプライ、#今日からやる会議 が付いた投稿はスタッフが読んでおりますので、ぜひスマホ片手に番組をご覧ください。

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