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嵐のように通り過ぎていった恋から学んだこと

お久しぶりです。Saraです。

10代の半ばから、常に好きな人が居続ける程の“超恋愛体質”な私ですが、
数年前から“付き合う”という概念を持つ事を辞めました。

と言うのも、ある出来事がきっかけです。

とても久しぶりのnote投稿となりますが、

今回は、私の“超恋愛体質人生”に大きなターニングポイントを与えてくれた、
ある過去の恋のエピソードについて、お話をしていきたいと思います。

少々長くなってしまうのですが、お時間のある方はお付き合いくださると幸いです。


失恋と新たな出会い

当時、私は2年程お付き合いをしていた恋人に別れを告げたばかりでした。

お互いに気持ちはありながら、遠距離になることが決まってしまった。
どうにも上手く関係を続けていく自信がなく、未来も見えなくなってしまったのでした。

自らピリオドを打ったことによる失恋に、罪悪感も相まって、只々落ち込む私。

そんな私を心配してか、程無くして、女友達が出会いの場へと頻繁に連れ出してくれるようになりました。

合コンやパーティ。
初めて会う同世代の男女との新鮮な会話が、とても楽しかったことを覚えています。

新しく増えていく友達。
みんなと共有する時間にワクワクし、次第に終わった恋の傷も癒えていきました。

「こんなに楽しいなら、暫く彼氏はいらないや」

そんな風に思っていた頃。
誘いを受けて参加したBBQの場で、予想だにしない出会いがあったのです。


初めて目を合わせた途端、私の頭の中までも射抜くようにジッと深く見つめてくれた男性。
不思議な魅力を漂わせた人。


この人とは何かあるな、その瞬間に思いました。


あっという間に近づいた二人

彼は5歳年上の男性で、まるでファッション誌に登場するモデルのような外見をしていました。

180cmを越える長身に、すらっと伸びた手脚。
色白に加えて、エキゾチックな端整な顔立ち。

私の抱いた第一印象は、“彫刻のような人”でした。

自ら事業を立ち上げ、仕事に明け暮れる毎日で、プライベートでこのような華やかな場に来るのは久しぶりだと言っていた彼。

男性の仕事の話や、彼らの夢を語る姿が堪らなく好きな私は、その日は彼との会話に終始花を咲かせていました。

彫刻のように美しい彼を見つめるのにも、夢中だったように思います。


連絡先を交換し、以降もメッセージのやり取りや電話などを頻繁に交わし、
二人の距離が縮まるのに、そう時間はかかりませんでした。


出会った日から約2週間。
2度目のデートで彼から告白を受け、あっという間に私達のお付き合いはスタートしたのでした。


こんなにもかっこいい彼が自分を好きになってくれた。

そのことに当時の私は浮かれていました。

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