インプット

何も降りて来ない時は、インプットに時間を当てるが吉。
私は文章を書くために好きな人の文章を読んで、その人に作風が寄ってしまい困ることがよくあります。
インプットの手段なんてたくさんありますし、音楽でも、映像でも、風景でも。
きっとそういった別の分野からインスピレーションを受けた方がいいんだろうなということは分かりきっているのですが、それでも文章を読み続けてしまうのは、きっと私が文章が好きだからなのでしょう。

人間は少なからず、今まで培ってきたものの集合体でできている。
だとしたらそれは「既存のものをかき集めた」ということで、オリジナリティっていうのはどこにあるのかな。
そんなことをよく考えます。
依然として答えは出ませんが、生まれてから全く同じ気持ちで同じ経験を、同じ生活をしてきた人なんか誰もいませんし、そういった少しずつの違いたちが重なり合って交わって、ねじれて、個性ってものになっていく……んですかね。

だとしたら同じ場所だけ見てはいけないなぁと思いながら、またつい好きなものばかりを追い続けてしまう。
2022年の目標は「好きなものを増やす」ことにしましょうかね。
私は好きに対して不器用なので、つい一定の「好き」ばかり追いかけてしまうのですが、どんなにそのコンテンツが優れていたとしても、そこから吸収できるものってまあ、素人や一個人としてはきっとたかが知れています。
だから色んな景色を見たいです。ぼちぼちがんばります。ぼちぼち。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?