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万事頼むという心になりて信心する

暦の表に、金神が回るとして、円い図(暦の方位図)に割りをして筋をつけ、この間には金神、または明き方と言うたりする。

縁談縁組み、普請作事、旅立ちなどの吉凶を、中段下段(日柄の吉凶の欄)を見て行おうとしてみなさい。行われはせん。

ただ正月三日の間ばかりではなく、一か年三百六十五日についての日柄方位方角ということは、昔の人間がこしらえたもので、日柄方角を言うたばかりでは、あまり勝手すぎるではないか。方位方角を行おうとすれば、毎日、時刻ある限り、磁石持ちづめ見づめにせねばならんが、してはおらん。

まことに行うとすれば、口で言い心で行うのが正直である。なにほど、暦のとおりを行おうとしても行われん。

そのようなむつかしいことをせずに、いつも天地の神様がおられるから万事頼むという心になりて信心する氏子が正直なのである。

 金光教教典
 367頁
 山本定次郎の伝え
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おはようございます。

教祖様はそれこそ「磁石を持ちづめ見づめに」日柄方角を守ろうとされました。それでも、七墓を築くという苦難に遭われたのでした。

そこから、四十二歳の大患など本当に神様に出会うという体験をされて、いつも天地の神様がおられるから万事頼むという心こそが神様の御心にかなう信心であることを体得されたのでした。

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わたし達もこの通りをするとおかげを頂きます。

昨日も桑園駅の近くにあるイオンに買物に行きました。当教会からはだいたい北の方角になります。

「これからイオンに行かせていただきます。安全運転をさせてください。車・人・自転車・バイクにやさしい運転をさせてください」とご祈念して出ました。

スイスイと行きました。
帰りもほとんどの信号が青になるという順調さで帰りました。

帰りましてお礼を申し上げて2階にあがりましたら、そこへ電話がありました。その電話は、出がけ家内に「この人から電話があるかも知れないから、電話があったら外に出ていると言っておいて」と頼んでいた人からでした。

神様が見てござると思いました。

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