広大なおかげを受けた人が得じゃ

辛抱強い信心の人と通常の信心の人とによって、違うか知らん。金光大神はだれの願いも同じことに申しあげて頼むのであるが、おかげは一様に受けられるとはいかん。神様のおかげ受けん人が困る。広大なおかげを受けた人が得じゃ。

　金光教教典
　395頁
　山本定次郎の伝え
　60

おはようございます。

「辛抱強い信心の人」と「通常の信心の人」とでは、神様に同じようにお願いして、同じようにおかげを受けるわけではない、と教祖様はおっしゃいます。

あの辛抱はどこから出てくるのだろうかと思うような辛抱をされた方があります。命が亡くなっても不思議ではない、ほとんど命が尽きかけた家族を、この方は「辛抱強い信心で」助けられました。

「辛抱からおかげが出る」という真にその通りの信心です。「広大なおかげを受けた人が得じゃ」とおっしゃる、そのおかげを頂かれました。