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急におかげを受けるということもないが、罰も受けない

金光大神の道では、急におかげを受けるということもないが、罰も受けない。早くおかげを受けたければ、四国八十八か所を回ってみよ。早くおかげを受ける代わりに、早く罰も受ける。

 金光教教典
 411頁
 相沢新造の伝え
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おはようございます。

「おかげは和賀心にあり」とおっしゃいます。その和賀心は、一朝一夕にできるわけではありません。少しずつ少しずつです。コップに水道の水が一滴一滴溜まっていくようなものです。

一滴一滴ではあっても、時が経てば必ず水は溜まり、コップからあふれます。明日頂く御教えにありますが、地中に根を張るから地上に花がさきます。
おかげはそのように頂きます。それが真のおかげです。

今日一日が一滴の水を溜める一日、地中に根を張る一日でありたいです。

*

罰(ばつ)を受けることはありません。罰(ばち)があたることもありません。
ただおとがめを受けたり、お叱りを受けたりすることはあろうかと思います。それは「おかげを受けてほしい」という神様の思し召しの現れです。

お腹が痛くなった、薄着をして冷えたからだ、というのはその一例です。
そんなことはたくさんあります。それを思し召しと受けるか、受け流すかで将来が変わってきます。

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