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おじいさんおばあさん、話が聞きたい

人は一代、名は末代というて、人間は一代の内に、死んだ後へ名の残るようなことを伝えるとか、または何か品物でも買い求めておくがよい。

人間は、死去した後に葬式とか弔いとかいうて入費を使うばかりであるから、生きておる間に名の残ることをしておかねばならんと思うて働けば、「若い者が礼を言わん。喜んでくれん」と、年寄り老人が集まりた時、不足話をせずにすむ。

若い者から、「おじいさんおばあさん、話が聞きたい」と言われるような信心をしなさい。

 金光教教典
 396頁
 山本定次郎の伝え
 61

おはようございます。

「ちょっとそこへ座れ」と正座させて説教しても、よかれと思ってお金や物を与えても信心は伝わりません。

当教会初代・西村道雄先生は「後ろ姿を拝まれる教師になりたい」とおっしゃいました。
これしかなかろうと思います。

後ろ姿を拝まれる親(兄弟、友人、・・・)にならせていただきたいものです。

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