治るであろうかと思ってはならない
病気が治るのがよいか、治らないのがよいか。治る方がよいのであろう。治してもらいに参って来たのであるから、治るであろうかと思ってはならない。
今日からしだいに全快におもむくと思え。しだいしだいによくしてもらい、体が丈夫になってきさえすれば、年はとっても病気は治る。しだいによくなると思って信心せよ。
金光教教典
416頁
秋山甲の伝え
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おはようございます。
甲(きのえ)さんの実母・平野登美さんは、10数年、血の道を患っていました。
明治11年、塩飽きよさんに連れられて、親子で初めて参拝しました。
きよさんが「長らくの病気でございますが、治るでありましょうか」と伺ったところ、上のような御教えがありました。
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今日は月例祭です。
輔教の方が、この夏以来の大変な中を頂いてこられたおかげについて、お話しされます。
真にここにある通りでした。おかげを頂くであろうかどうであろうかという中、おかげを頂いてこられました。
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