天地の神様がお守りくだされてある
畳の上に寝起きしておるが、畳の藁(わら)や藺(い)の生長したもとを考えてみよ。
百姓は藁や藺をはじめいろいろ作りおるから、人間の力ばかりでなく、四季を天地の神様がお守りくだされてあることはわかりましょう。
金光教教典
366頁
山本定次郎の伝え
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おはようございます。
綿、水、鍋釜、かやと色んな事例を出して、四季を通じて天地の神様がお守り下さってあることをお話ししてこられました。
今日は畳が取り上げられ、お話が締めくくられています。
神前拝詞に「限りなき恵みの中に生かされて生くることこそ道理なれ」とありますが、その道理を事細かに教えてくださっています。
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天地の恵み
人の働き
いろんな物を使い、いろんな物にお世話にって生活ができています。
その一切が、天地の恵みと人の働きによるものです。
このパソコンも、この御教えを読んでおられるスマホや携帯もすべてその通りです。
「ありがとうございます」とどれほどにお礼を言っても足りないだろうと思います。
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恵みと働きにお礼を申し、自分も働きの一つに加えさせていただくことが生きることではないでしょうか。
寝たきりになっても、祈るという形でその尊い働きをしてくださった方がいた、という話を聞かせてもらったことがあります。
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