木の恩を知りておる人少なし
木の恩を知りておる人少なし。
木の生えるはじめ双葉であるが、おいおい成木するのは天地の親神のおかげである。田畑に植える物には肥やしを施すが、山には肥やしを施す者なし。日に月、年を重ねて大木となる。
これを用材として家屋建築するにつきては、第一、天地の神のご恩を知らねばならぬ。
金光教教典
365頁
山本定次郎の伝え
7
おはようございます。
門納屋、風呂場・手水場、母屋など、教祖様は次々と建築をされました。山本定次郎さんがお参りしておられる頃は、新たな御広前の建築をしたいと思い続けておられました。
その建築の経験が本当の神様と出会うきっかけになっていたのですが、お百姓をされ、建築をされる中で、「木の恩」に気づいていかれたものと思います。
せめて今日一日は、住まわせていただく住まいにお礼を申していきたいと思います。
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