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第3回PR塾開催!

8月28日(日)今年度前期のPR塾最終回(第3回)が開催されました!
講師は第2回に引き継ぎ
株式会社三角形の福岡佐知子さんです。

最終回となる今回の講座では、第2回目の講座で出された宿題のお披露目会を実施しました。
皆さん、しっかり広報物を作ってきてくれましたよ~。

出された宿題はこちら↓
『団体について知らせる』ための広報物
・A4用紙(切る、折るは自由)
・どんな人に:はじめましての人
・どんな時に:サポセンのスタッフが窓口で団体の紹介をする時に…

お披露目会といっても、ただお互いに見せ合うのではなく
広報物を見て「伝わった点」「伝わらなかった点」について他団体から意見をもらいました。

今回の講座を経て
制作した広報物をさらにブラッシュアップしていこう!
という目的です。

企画書(簡易版)作成

実際は、広報物を制作する前に作るとよい「企画書」。
その"簡易版"をまず作っていきます。
今回制作した広報物について、次の4点を整理しました。
・団体のトーン(らしさ)
・共通のルール
・どんな点を
・どんな人と

団体内で相談しながら企画書を作成

広報物と企画書をチェック!

広報物と企画書を順番に隣のテーブルへと回します。
企画書に沿った広報物となっているか…お互いにチェックします。
団体同士でお互いの広報物に対して意見交換する機会は珍しく
皆さん少しドキドキした様子です。

「伝わった点」はピンクの付箋
「伝わらなかった点」は青の付箋に
それぞれ記入し、企画書の裏面に貼っていきます。

「このチラシ上手」「おもしろそう」「言葉がわからない」「どういう意味?」etc.
皆さん他団体の広報物と企画書を真剣にチェック。
各テーブルでの話し合いも活発で、大変盛り上がっていました。

お互いに広報物と企画書をチェック!

皆さん、人に伝えるのが好き
"伝えたがり"ですよねw
と福岡さん。

2回目の講座でお話しがあったように
広報においては「発信者」として「受信者」の気持ち(感覚)を忘れないことが大切です。
お互いに広報物をチェックすることで
「発信者」であり「受信者」であることを皆さん再認識されたのではないでしょうか。

手元に戻ってきたたくさんの意見…

「さあ、皆さん心の準備はいいですか?」
福岡さんの声かけで
自分の団体の広報物と、企画書に貼られたさまざまな意見が戻ってきました。
ここにあるのは、いち意見、
市民活動を知らない人が相手だともっと伝わらないかもしれません
と福岡さん。

戻ってきた意見を真剣に読む参加者さん

戻ってきた意見と、制作した広報物を見比べ、団体内で話し合います。
「この言い回しは分かりづらいかぁ…」
「自分たちはすべて理解したうえで書いているから分かるけど、初めて見る人にはこの部分は分かりづらいのかぁ…」
「字が多すぎると読まないよね」
などなど

皆さん「伝わった点」よりも
「伝わらなかった点」の意見を参考に
さっそく広報物の改良点について話し合われていました。
「伝わった点」を読んで、わーいと喜んで終わらないところがさすがです。

参加者の方からは
「伝わらなかった点の意見が聞けて本当にありがたい。」との感想をいただきました。

「ひとりの人」に伝える

たったひとりの人に想いを伝える広報を

「たくさんの人に」じゃないの?
と思いますよね。

ひとりを想定して
厳密にひとりの"誰か"に絞っていくと
伝えたい相手を設定(イメージ)しやすくなるとのこと。
同じ気持ちを共有できる未来の仲間探しです。
仲間ができるとその人がまた次の仲間を連れてきてくれる…
そうして広がっていくのが「広報」です。

「広告」はそれによってたくさんの人が"動かされる"もの
「広報」はそれによって人が"自然に動き"、"自然に次の人へと伝わっていく"もの

3つの極意⁉

広報には
SNS、ウェブサイト、イベント、広報物etc.
さまざまな手段があり
全部しないといけないの?と心配になってしまいますが
全部をする必要はありません。

「自分たちでやるべきこと・やりたいこと」
「時間・お金」
「誰かの手を借りること」
この3つのかけ算で
団体に合った「広報戦略」を立てていきましょう!

1 団体が得意、できることをやる
2 やらないことを決める
3 誰かと一緒にやりたいことを持っておく

想像して、工夫しつづけよう

団体のことばかり長ーく考え過ぎていると
相手のことが分からなくなっていることも…

活動の延長線上の人に伝えることは比較的簡単です。
では、延長線上にいない人へ伝えるには?
それには工夫が必要です。
その工夫とは
相手に寄り添い、相手のことを知ることだと福岡さんは言います。
相手に適した情報量
相手の受け取り方
相手の好み
相手の生活スタイル etc.

分からなければ想像するしかない!
(想像しても分からなければ相手に聞いてみましょう。)

想像して、相手のことを知ることからが「広報」です。

そうして打ち出した広報でも
やっぱり間違うこともあります。
チラシをここに置いてみた⇒ 伝わらなかった…⇒ 場所を変えてみよう!
と、反応を見ながら変えていけばいいんです。

ずっと考えつづけ
ずっと工夫しつづけましょう。

最後に

前期のPR塾では
周りの人、広報したい人の気持ちを聴いて、受け入れることの大切さを教えていただきました。

相手の気持ちを聴くことで仲間を増やし
そこから人づてにまた広がっていく…
みんなを取り込んだ広報
「つながり」を大切にする広報
を学びました。

他団体からの貴重な意見は
持ち帰っていただきました。
広報物のブラッシュアップに役立ててください!

後期のPR塾について…

後期のPR塾は…
動画の撮影、編集から
YouTubeアップまでのスキルを学ぶ
3回シリーズの講座です!

動画の編集からYouTubeにアップするところまでを3回にギュッと詰め込んだ内容となりますので
ある程度パソコンやスマホ操作がスムーズにできる方が対象となります。
ご了承ください。

日程は
10月23日(日)
11月13日(日)
11月20日(日)

詳細は決まり次第
市民活動サポートセンターHP(キラキラネット)にてお知らせします!
お楽しみに☆

タゴ


第1回、第2回PR塾の内容が気になった方は
こちらの記事もご覧ください。
↓↓↓ ↓↓↓


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