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【出産体験記】クリニック選び④

湘南鎌倉バースクリニックの体験記です。

転院

出産から2日目のこと。クリニックの助産師さんから、「ちょっと黄疸の数値が高いので、様子を見てみましょう。」という話がありました。

へその緒から酸素と栄養を摂取していたときの「赤ちゃんの血液」から、肺から酸素を呼吸するための「大人の血液」に切り替わるときに、ビリルビンと呼ばれる物質が体外に排出されるのですが、その排出が通常よりも遅く、治療が必要になるかもしれない。その場合には、連携先の湘南鎌倉総合病院へ転院になる、ということでした。

結局、赤ちゃんの黄疸の数値は徐々に下がってはいたものの、基準値内まで下がらなかったため、3日目に転院することに。元々、「母子になにかあったときには、総合病院で治療が受けられる」というのもバースクリニックを選んだ理由の1つだったのですが、まさにそれを体験したのでした。

朝の検査で数値が出てすぐ転院が決まり、バースクリニックの院長先生が部屋に来て治療についてとても丁寧に説明をしてくださって、すぐに部屋の荷物をまとめて車で10分ほどの総合病院に移動。気づけば、転院が決まった2時間後には、転院先での治療が開始されていました。

転院してから知ったのですが、総合病院の産科と、バースクリニックでは、人材交流をしているんですね。なので、バースクリニックから来ている助産師さんが何人もいたし、バースクリニックの様子を知った上で、「こういう違いがありますよ」と入院生活のアドバイスを受けられたのは良かったです。出てくる食事などの環境面では、バースクリニックが懐かしいなと思うこともありましたが(笑)、赤ちゃんの健康が何より優先でしたし、治療面で、安心して任せられたのは良かったです。

(ちなみに、バースクリニックでは個室、総合病院では大部屋だったのですが、大部屋も他のママたちの育児の様子が垣間見えて、勉強になりました。)


以上、個人的な体験ですが、湘南鎌倉バースクリニックさんでの出産が本当に良かった!という記録でした。

・自然分娩に関心がある、でもいざという時のことも考えて決めたい。
・リラックスして、プライベートな時間を大切にして産みたい。
・病院任せではなく、じぶんたちごととして出産を体験したい。

そんな人にはおすすめです。完全個室、とか、シェフの作る料理、とか、高そうに聞こえますが費用は都内の平均くらい。何より先生や助産師さんたちの雰囲気、クリニック全体の雰囲気がとてもリラックスできました。

妊婦さんにとって、「安心できる場所で産める」ことが一番だと思うので、この記事がどなたかの参考になれば幸いです。


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育児日記

「暮らしのリデザイン」をテーマに、結婚式、家族、子育てなど、自分たちらしいあり方を模索してきました。現在は、育休を取りながら、葉山での拡張家族生活をしています。サポートは「暮らしのリデザイン」の実践・発信のために活用させていただきます。