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妻にとって旦那の転勤って、いったい何なのか?

主人の転勤に伴う大阪での生活も3週目に突入しまして、
ようやく生活のルーティンというか、
パターンがつかめてきた感じがしています。

食器棚がまだないとか、
(オーダー中・・・7月末まで届かない。泣)
そのせいで炊飯器が床に直置きとか
(とっても不便)、

生活上のプチストレスは
まあまあありますが、
生活の基盤はそんな中でも
整ってきたかなと。

で、ここ最近強く想うわけです。

「旦那の転勤って、いったい何なの??」

って!!

私なりの考察をしてみた結果、
社会的な矛盾や不条理が見えてきたので、
今日はそれを書き記しておこうと思います。

転勤帯同による妻側の喪失は計り知れない


実際引っ越ししてみて思ったんですけど、

妻側の全てを捨てなきゃならない具合が半端ない

んです。

友達も、
行きつけのお店も、
生活に必要な諸々も、
子供の通う先も、
仕事も。

(私はフリーランスなので
仕事は捨てなくて済みましたが、
ほとんどの人は専業主婦にならざるを得ない)

社会的基盤と言えるものを全て捨てて、
転居先について行く。

これってものすごい喪失感で、
実際私もまだ大阪の土地が
「自分の居場所だ」
って感覚はないんです。

もちろん単身赴任という選択もできますが、
我が家はまだ子供も3歳で小さいですし、
私も主人と一緒に家族3人で生活したいので、
単身赴任って選択はできなかったんですね。

・社会的基盤を全て失うか

・家族での生活を諦めるか

夫の会社から転勤辞令が出たその瞬間、
この究極の2択を迫られる。

え、ちょっと、これって、
横暴すぎない?????



プラス思考でいこうよ!・・・っていう話ではない


こういうことを言うと、

「プラス思考で考えようよ!」

「転勤先(大阪)での
楽しみを見つければいいじゃない!」

みたいな答えが返ってくるんですが、
いやいや、
そういう話をしてるんじゃないんです。

もちろん大阪は都会的な楽しみは
たくさんあるとは思いますけどね。

そうじゃなくて、
会社側の「行ってこい」の一言で、
ここまでついて行く側(多くの場合は妻)の
人生がかき乱されるんだってことを、
命じる側はどこまで分かってるのか??

とか。

「主婦ならついて行って当然でしょ」
みたいな不条理な文脈によって
社会経済を支えている(支えていた)
システムが成り立っているってどうなの??

とか。

要は、

1人の女性の人生を
軽く見過ぎなんじゃないですか??

ってことを私は言いたいわけです。

そして、
たくさんの転勤妻の皆さんにも、

軽く見られてしまった自分の人生に
そのまま易々と収まらないで

ってこともついでに言いたい。




押し込められている社会的文脈にそのまま乗ってはいけない


で。

私がいつも考えたいのは、

現状は分かった。
じゃあここからどうすんの?

ってことなんですね。

ここに関しては、
ビジネスの基礎中の基礎でも
ありますね。

現実もう転居前の家はないわけで、
主人が会社を辞める予定もないですし、
辞めて欲しいとも思っていないし、
この地でやっていくしかない。

(決して大阪が嫌いなわけではないですよ、
むしろ気に入ってきています)

そんな状況で、

何をよりどころとして
自分にとっての社会的基盤を
再形成していくのか

が、めちゃくちゃ大事になるなーと。

ここに関しては、
主体的・能動的に取り組んだ方が
いいと思っています。

もちろん時間が解決してくれる
部分も多くありますが、
あまり他力任せにすべきではないなと。

「なんで私がそこまで
頑張らなきゃならないのよ!」
って気持ちにもなってしまうかもですが、
それを言っていても仕方がない。

先に書いたように、
やはり「軽く見られている」ことには
変わりないわけで、
(↑もちろん私の考え・感覚ですよ)

そこから抜け出して
自分の人生を取り戻していくのって、
もう自分自身でやるしかないんですね。

これは多くの這い上がってきたタイプの
成功者の人生を見ていても明らかなんです。

(もちろん大金持ちになるとか、
仕事で大成功するとか、
そういうことじゃなくて
自分の人生を主体的に
生きられるっていうことを目指したい。)

私の場合はやはり「仕事」になりますが、
個人的なバイアスを抜きにしても
やはり仕事はいい。

仕事じゃなかったとしても、
自分が主体性を持って取り組めて
充実感・幸せを感じられることならば
なんでも良いのではと思います。

肝は、

自分が押し込められている
社会的文脈にそのまま乗るなよ

ってところ。

転勤妻に限らず、
当てはまるところはありますね。

これは言うのは簡単だけど
現実的には結構難しいテーマだと思っていて、

・そもそもその文脈に気がつけるか
(渦中にいるとなかなか難しい)

・気がついたとしても、
そこを破っていくだけの力はあるか
(妻側の自尊心レベルと
夫側のサポートレベルに依存する気がする)

が、試されます。



転勤帯同は自分自身の生き方を見直す良いタイミング


7月になれば息子が入園できるので、
私の基盤再形成も徐々に進みそう。

もちろんですが、
転勤妻文脈にそのまま乗るつもりなんて
さらさらないので、
私は私のやり方でやっていきます。

そのためにはある程度
自由になる時間が必要なので、
子供を預かってもらえるというのは
本当に有り難いです。

(細かい話ですが、
転居したら即保育園入園できるわけじゃない
ってところは盲点でした。

子供抱えながら不慣れな土地を運転して
不慣れなスーパーで買い物するとか
もうほんと大変・・・!)

自由になる時間と週末の家族時間を使って、
大阪のことも徐々に知っていきたいと思います。

本場の粉モノをまだ食べていないので、
誰かおすすめを教えてください!笑

天王寺動物園や海遊館も行きたいな~。

数ヶ月後には
「めちゃくちゃ大阪楽しんでますやん!」
って突っ込みをいただきそうな気がしますが、
社会的文脈の話と生活を楽しむって話は
また別の次元の話なので、
楽しんでいこうと思います。笑

あ、USJも行かなきゃ!!

ではまた。


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