リピーターを獲得し続けるためのターゲッティングの基礎
松井沙織です!
今日は法人でも個人でも売上を安定させるために非常に重要な、
リピーターを獲得し続ける
ということについて、基礎的なことを書こうと思います。
これを書こうと思った理由はですね、少し前に家族3人で温泉旅行に行ったのですが(コロナが爆発し始める前に行っといてよかった・・・)
そちらで泊まった宿がすごく良かったんですが、私の中では「リピートはもうしないかな」と感じたんですね。
その理由を分解分析してみましたので、記していこうと思います!
その宿を選んだ理由
この理由は端的に、「子連れでも宿泊できる宿」だったからです。
(我が家の1人息子は絶賛3歳児・・・もはや人間の姿形をした野生生物です・・・)
もちろん部屋の感じもお料理の雰囲気も、お値段的にもよし!
得にこの宿を選ばない理由はありませんでした。
宿泊の結果、我々が出した結論
泊まった結果もとても良かったです。
温泉はきれいで最高、お料理も最高、スタッフの皆さんも優しかったです。
我が家の野生生物(ヒト・3歳)が廊下の真ん中で咆哮しても、おにぎりを分解して別の構造物にしてしまっても、他のご家族の女子をストーキングしても、全くなんの問題もありませんでした(多分・・・)。
だけど帰りの車の中で主人と交わされた会話は、
「今度は違う宿にも泊まってみたいよね♪」
だったんです。
なぜ!!??
なぜ良い宿なのに、リピートしないのか?
主人との会話に違和感を覚えた私は、その理由を分析してみました。
結果、
条件で選んだからだ
という結論に辿り着きました。
私たちは、その宿を「子供がいても泊まれるから」という条件で選びました。
ということは、同じ条件がそろっていれば、別の宿でも問題がないということです。
そして、その条件が消滅してしまったら、その宿を選ぶ理由がなくなります。
つまり、我が家の野生生物(ヒト・3歳)が成長をとげ、無事に理性を持った人間になったあかつきには、その宿を選ぶ理由が消滅するということです。
これって商売をする側としては、結構・・・いやだいぶ、恐ろしいことだと考えます。
逆にリピートしたくなる宿とは?
そんな私たちですが、「また泊まりたいよね~!」と夢見ている宿があります。
それは、全て星野リゾート関連の宿です。
(といっても泊まったことがあるのは北海道と箱根の2カ所です)
そして、コロナが落ち着いたらまた泊まりたいのも星野リゾートの宿です。
これは、私たちが「子供を連れて行けるかどうか」という条件ではなく、「星野リゾート」というブランドそのものを好きになっているということですね。
このブランドというテーマについて話しだすとめちゃくちゃ長文になってしまうのでここでは避けますが、本noteのテーマである「リピーター獲得」に関してのここでの結論は、
条件ではなくブランドで選ばれるようになろう!
ということになります。
(ありきたりなところに着地してしまった・・・)
まずはここから始めよう
といっても、いきなり自身や自社についてのブランドを設計するところからスタートするのは、かなりハードルが高いです。
なので、まずは、
・そもそも自分はどういうターゲット設定をしていたんだっけ?
・その設定の中に、「条件」は含んでいないか?
・もしその「条件」がもし使えなくなったら、どう売っていく?
という点に思考を巡らせてみるのが良いです。
とくに3項目に関しては、コロナの影響で「条件」が使えなくなったビジネスも多いはず。(立地とかね)
もちろん、「条件」でターゲッティングをすることが駄目ということではなく、むしろ必須です。
重要なことは、
・「条件のみ」で勝負すると選ばれない
・「条件」で設定したターゲットに、どのような思想世界観強み(=ブランド)を提案していくか?
です。
む、難しい・・・!!
偉そうなことを書いておいて私自身もこれから追求していくことではありますが、ここに意識を向けているのと向けていないのとでは、発信ひとつとってもかなりの差がつきます。
まずはここでは、
条件のみで勝負するのは駄目絶対
ということだけ、主張できればと思います・・・!
ではまた。
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