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35歳の気象予報士/キャスターが「コピーライター」を目指し始めた話

どうもこんにちは。
気がつけば、約半年ぶりのnoteです。

半年前は「さすがに10月になれば収まっているんじゃないか」と
コロナに対して楽観的な気持ちでいたのですが
現実はそんなに甘くなかったですね。

それでも、悪いことばかりではありません。

私、35歳にして、新たな夢ができたのです。

「コピーライター」になりたい、という夢です。

…突然どうしたんだ?って話ですよね。

あ、私のことを知らない方のためにお話すると、

・NHK岐阜、名古屋放送局でキャスター歴6年
・気象予報士歴7年目(2020年現在)
・現在は気象キャスターとして、TBSテレビ・ラジオ・Yahoo!動画などにレギュラー出演中

簡単に書くとこんな感じの経歴です。
(Google先生に聞くともう少し詳しく教えてくれます)

そんな私がなぜ「コピーライター」を目指したかって話です。

はじめに断っておくと
「気象キャスターの仕事が嫌になった」とかいう
ネガティブな要因は一切ありません。

ただ、この先の人生を考えたときに
5年後、10年後も、今のペースで、今の仕事をすることは
難しいんじゃないかな、と思ったんです。
(午前1時、2時起きが普通の仕事ですからねw)

で、コロナ禍で、いつもより時間が出来たのを機に
「自分は何が好きなのか」
「自分は何をしたいのか」
っていうのを、
徹底的に自分に問いかけてみました。

キャスターをやっているからには話すことが好きで
気象予報士になったからには天気も好きなんです。

でも、私が一番好きなのは
「”どう伝えるか”を考える」
ってことなのだと気づきました。

「”どう伝えるか”を考える」って、
抽象的、かつ聞き慣れない表現ですよね(笑)

では、ちょっと考えてみてください。


たとえば、
明日の天気が「晴れ」と予想された場合。

あなただったら、どう伝えますか?

「晴れるよ」
「さわやかな秋晴れだよ」
「青空が広がるよ」
「日差しがたっぷり届くよ」
「洗濯日和になるよ」
「傘を持っていかなくていいよ」

…というように、
「晴れ」という1つの情報でも、
“どう伝えるか”=”伝え方”
それこそ無限にあるんですね。

無限にある”伝え方”の中から、
相手や状況に合った”伝え方”を取捨選択していく。

たとえば、明日晴れるということを
洗濯物を片付けたいお母さんに伝えるなら
「洗濯日和になるよ」だし、
これから出社するお父さんに伝えるなら
「傘は持たなくていいよ」って言葉を選ぶわけです。

どんな伝え方にしたら、相手に届くのか。
相手の役に立てるのか。相手の行動を促せるのか。

そんなことを考えているのが、
私は無性に楽しいのです。


私の目指している「コピーライター」は、
「そうだ、京都いこう」
「セブン、イレブン、いい気分」
のような「イメージコピー」を書く人ではありません。

「セールスコピー」といって、
広告全体の構成や売り文句を考える人です。

商品やサービスを、どんな伝え方にしたら
相手(読み手)が買いたいと思ってくれるのか。

まさに「”どう伝えるか”を考える」仕事なのだと思っています。

ちなみに、コピーライターになるには、
特に資格などは必要ありません。
独学で目指している人もいますが、
私は「セールスコピーライター養成講座」に通っています。

そこで学ぶのは、言葉の選び方や文章の書き方…ではなく、
セールスやマーケティングという「ビジネス」の知識です。

社会人歴は10年以上ありますが、
そのほとんどを「放送業界」「気象業界」で過ごしているので
恥ずかしいくらいビジネスに疎い私。

でも、学ぶことすべてが新鮮で、楽しいです。

ライターとして発信力も鍛えていきたいので、
今後はこまめにnoteを更新しようと思っています。


あ!それと!
気象キャスターを辞めるわけではありませんからね!(笑)

大好きな仕事なので、
続けられるうちは、続けさせていただきます。

ということで、今回は、このあたりで。

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