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7SEEDSならどのチーム?

前回、何人かのnoterさんに熱く支持いただいたのに味をしめ、田村由美先生祭りである。

7SEEDSという作品をご存知だろうか。

『7SEEDS』(セブンシーズ)は、田村由美による日本の漫画。『別冊少女コミック』(小学館)において、2001年11月号から連載を開始。のち『月刊フラワーズ』(小学館)創刊に伴い、同誌に移籍して、2002年6月号から2017年7月号まで連載された。単行本は「フラワーコミックス」より刊行され、後に「フラワーコミックス・アルファ」になった。2011年12月には連載10周年を記念してファンブックが、2018年1月に事実上の最終巻となる外伝が発売された。wikiより引用

まあまあ過去作ではあるが、今もアツい支持を誇っている作品。

ざーっくりざーっくりいうと、

隕石の衝突により、人類が全滅する危機を察知していた日本政府は、

種の保存のため「7SEEDS」計画を推進。健康な遺伝子を持つ若者たちを選別していた。

本人には告げずに春、夏AB、秋、冬のチームに分けて冷凍睡眠させ、

ある程度環境が回復したのちに解凍して子孫を残させるプロジェクト。

そして、日本の各地に流れ着いたそれぞれのチームは、サバイバルしながら仲間を、そして自分の生き方をさがしはじめる。


と、さらっと書いたがもうこれがめちゃくちゃ過酷。

もちろんスマホ使えない。電気もない。

食料も自給自足。

何が食べれるのかもわからないし、第一なぜ自分がここにいるかもわからない。

大地はひび割れ、オバケのような巨大な魚や虫、未知の病気。いろんな、いろんなものと立ち向かいながら、彼らは定住の地をみつける。

なんどもなんども死にかけながら(命をおとしたメンバーももちろんいる)

彼らが切り拓き、つかみとった自治の話。


もう、涙なしには読めない。


そして、読んでるときには感覚が野生化してるのか、「ガサガサッ」という音に敏感になったり目が鋭くなったりした。

(ん?私だけか?(笑))

いろんなキャラクターがいて、それぞれなにか秀でたものを持っているのが面白い。

とても私の筆力では語りきれないので、読んで感じてほしい。

私はいつも、この物語のなかに自分がいたら何チームにいるだろう、と妄想する。

私なんかは、よく考えずに感覚で突っ走るから、

きっと物語の序盤ですぐ消えそうである。悲しみ。



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