これからのこと/今までのこと
自分が今立っている場所について時々本当にここでいいのか、そもそも本当にここに立っているのかとか考えている。そもそも僕には本当に二本の足があって、それはちゃんと地球を踏みつけているのかとかそういう事を考えている。
僕も昔はちゃんと原宿渋谷池袋といった東京の愛すべきチープシックシティで嗜むイリーガルとかやっていたし、女の子と夜の街を追いかけっこして夜から隠れて立定駐車場でキスをしたりしていた。僕は今よりも幼くて、ロマンチストだった。僕は今よりもよく喋って今よりもなにも出来なかった。お金がなくて、時間がたくさんあった。僕は17歳だった。
今外回りの山手線に乗っていて、座っていてスマートフォンを弄りながらthe novembersとかを聴いていて、特に悲しいことがあったわけではないし、本当に理由も無いんだけど5年ぶりくらいに「最近あなたの暮らしはどう」とか思ってもう触れることのできない多過ぎる物事について考えている。文字にすることに意味はないし、これはただのデータだからペンのインクも減らない。紙も無駄に使わなくていい。僕の人生(というよりも時間)は浪費するためにあるのだからこれはどれだけ使っても誰も困らない。僕自身も困らない。ある意味では僕の人生は一度止まってしまっているのだし、ここからまた動き出すためにはとても大きな力を必要とする。摩擦係数とかは考えなくていいけど、僕はその程度の物理学に関しては明るい。
さてこれからどうするかを考えていかなくてはいけない。これまでの僕は結構嫌な奴だったしとても多くの人に恨まれて行きてきたんだと思う。それでも(今の)僕はよく生きてきたねって褒めてあげないけどまあ、そういう感情をちゃんと持って君と接することが出来る。
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