【ご報告】7月から女子高生と一緒に暮らしてます。

この夏、私たちの家族に新しいメンバーが加わりました。

それも、高校生の女の子です。



どういうことだってばよ


4月に、養育里親として初めての委託児童を受け持つお話をいただき、
7月より、高校生の女の子を新しい家族として迎え入れ、一緒に暮らし始めました!(パンパカパーン)


元々の家族構成は、
僕、妻、長女(小学生)、次女(保育園)です。

ここに女子高生の里子が加わり、いまは5人で暮らしています。


養育里親について

前回の記事のとおり、、私たち夫婦は1年間の研修を経て、昨年4月、養育里親の資格を取得しました。

↓↓

一定期間だけ里子ちゃんを預かり、児童養護施設や、実親さんの代わりに育てるものをいいます。
(なので、一緒に暮らしていても、名前は元の実親さんの苗字のままです!)

記事より

(なお、住民票での「続柄」の記載は、まさかの"同居人"でしたw)


里子について



細かい事情については守秘義務でお話できませんが、
物心ついた頃から児童養護施設(孤児院)と里親家庭で育ってきた子です。


私(我が家)の役割


家庭的な環境での育成を実現しながら、高校〜大学進学〜社会人までの、自立を支援していきます。

(てっきり、里親としての直接の支援関係は18歳までかと思っていましたが、いろいろな制度があり、最近も改正し、うまくいけば大学生、社会人の始めまで
責任をもって関わっていけそうです。)


将来、養育里親が解消された後も、
いつでも帰ってこれる実家(精神的な意味も含む)になれるよう、
まずは、精一杯、安心して過ごせる環境の提供に努めたいと思います。



里子との出会いと、受け入れの経緯


受け入れの話は、4月末に初めて打診がありました。
職員の訪問、面談が数回あり、正式にうちに決定。
6月に受入の準備を整え、7月から暮らし始めました。

マッチングのとき、児童相談所を経由して里子から
「よく話しかけてくれる、明るい里親さんだと嬉しい」
とリクエストがありました。

その条件なら、うち以上の適任はいないと思いますよ・・・笑
と即答したことを、よく覚えています。w


本人との面会

一緒に暮らし始めるまでに、合計3回の面会をしました。

1回目は、職員を連れての挨拶。一言しゃべっただけ。
2回目は、好きな音楽をかけて家族みんなでドライブ!海でBBQ!
3回目は、一緒にスーパーと薬局に行き、日用品や食事の好みのすり合わせ

里子と打ち解けるまでには、実子の存在にすごくすごく助けられました。
小さい子たちは、「好き」「仲良くなりたい」「もっと知りたい」を素直に全身で表現できて、本当にいいですね。



新しい生活の始まり


里子ちゃんが来てからの我が家の生活は、とりあえず超ウルトラ朝型になりました。

特に最初は、朝5時台に起床して弁当を作るのが凄く苦労しました。
そして、部活が忙しくて、全然家族の時間を過ごせませんでした
(朝は6時過ぎに家を出て、帰宅は20時以降…。)


帰宅時にはできる限り毎晩、精一杯の手料理を振舞いました‼️

おはよう、いってらっしゃい、今日のご飯は〇〇だよー、おやすみ

最初は会話はこれだけかな…。
関係が出来上がってる、出来上がってないの問題じゃなくて、ガチでそれ意外話す時間なかった。。


平日に部活のない曜日が1日だけあって、
そこで、もし友達と遊ぶ約束とかがなかったら、
買い物や、保育園のお迎えに付き合ってもらったり、少しずつ一緒に過ごす時間を確保しました。


夏休みで一気に大好きな家族へ


7月から一緒に暮らし始めたので、割とすぐに夏休みに入りました。

夏休みは学校がない分、部活があったとしても時間がまだ少しあるので、
空いている日は、家族みんなでご飯を食べたり、徹底的に遊べるイベントを用意しました。

イオンで買い物、ナイトプール、水族館、花火、豪華なホテルランチ、
うめえ肉!!最高のフルーツ!!有名なパフェ!!有名なかき氷!!
実家への帰省!旅行!鍾乳洞!高原!キレイなホテルへの宿泊!
山の天然温泉、本格的な有名スポットでの流しそうめん!


もちろん、お友達とのスケジュールもあると思うので、
ギリギリまで確定の予定入れず、、
「空いてたら、、いく??」って感じで…。

特においしいものを食べている里子の姿は、本当に可愛くて、可愛くて…
本当にいろんな思い出を家族みんなでつくりました。
彼女にとって、人生最高の夏休みになってるといいなぁ。


高校生親としての学校行事

3者面談、デビューしました。笑

高校の校内を歩いていると、周囲の親よりは見かけが若いのもあるのか、けっこう周囲の視線が気になりました。


通知表を渡され(笑)、志望校と合否判定を聞き(笑)
いまの成績だとどうのこうのーーーー・・・・・
という話を聞きました。


直近では、文化祭や、体育祭が控えています。

里子は、僕たちが来てくれるのを楽しみにしてくれていて、出し物や競技の見どころを興奮しながら教えてくれました。本当に今から楽しみです。


お金の話(小声)

無課金での育児はストレスフリーすぎる件


国からは月に、【最低15万円】は振り込まれています。

うち、約6万円は子供のための費用
約9万円は里親への報酬という区分です。(※超ざっくり)

上記の代金はあくまで、一般生活費用(衣食住)です。
その他の費用に関しては別途、実費で至急され、里親の負担はほとんどありません
(医療費、学校関連費用、通学定期代、塾代etc…)

生活費だけでの6万円は、個人的には「余裕のある暮らしを経験させてあげれる金額」という感覚。

オーバー分を、自分たちの報酬の範囲内で、里子に物や体験をプレゼントしても手元にはお金はしっかり残る計算です。

子育てでどんどんのはかなりストレスが付帯してきます。
が、子供のために、予算のことは何も考えずにバンバン出費できる育児は、マジで良すぎる。


これからの期待と展望

新しい家族が増えたことで、私たちの生活はさらに豊かになりました。

これからも里子ちゃんと一緒にたくさんの思い出を作っていきたいと思います。
彼女の成長を見守りながら、私たちも一緒に成長していけることを楽しみにしています。


最後に


もし機会があれば里親のプログラムに参加してみてはいかがでしょうか?
新しい出会いが、きっと素晴らしいものになるはずです。

また機会があれば、半年くらい暮らしてみた感想や、課題。
リアルな財政事情などをシェアしていければと思っています。


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