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モダンデザインが光る除湿器/Cado ROOT7100をレビュー

我が家に4万円のMac proが届いた。ずっと欲しかったけど手が出せずにいたんだ。

妄言はさておき。今回はCadoの除湿器をレビューしていきたいと思う。ちなみに私がMac proを買う事なんて一生ない。

購入動機は
・部屋がジメジメで眠れなかった
・除湿器らしからぬモダンな見た目に惚れた

湿度は人の心を蝕む。

この除湿機は「とにかく部屋がジメジメしてしんどい」人にオススメだ。エアコンにも除湿機能があることは勿論知っていたけど、あまりにMac proすぎるのでつい買ってしまった。

思いのほか効果バツグンだったのでシェアする。

Cado DH-C7100のスペック

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まずは簡単なスペックから。

・本体寸法:幅327×奥行207×高さ682mm
・重量:約12キログラム

全体的に角ばった作りになっておりコンパクト。

ただ見た目以上に重量があるので持ち上げるのは少し大変。基本的には持ち手を使いキャリーバッグのように引きずって移動させると楽だ。

・コンプレッサー方式
・対応する広さ:木造住宅8畳、コンクリ住宅16畳
・3モード(除湿、衣類乾燥、除菌)
・貯水タンク:3.5リットル
・価格:43000円前後

除湿器には3つ方式があるが、この除湿器に採用されているコンプレッサー方式では室温の上昇や消費電力を抑えられるのが特徴だ。

・コンプレッサー方式:取り込んだ空気を冷やす
パワフルかつ省エネだが本体が重い。室温は1度ほど上昇する。

・デシカント方式:乾燥材を使う方式
室温に関係なく性能を発揮できるので冬でも使えるし静かだが、消費電力が大きい。室温は3度から8度上がる。

・ハイブリッド方式
時期によって上記二つの方式を切り替えられる。

普通に考えればハイブリッド方式を買うのが一番賢いのだろうが、冬に湿気で困ることはないだろう、と自己洗脳した。

何よりハイブリッド方式では買いたいと思えるようなものが見つからなかったのだ。

かんたん操作で説明書いらず

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操作は非常にかんたん。説明書は付属しているが、読まなくても何をすればいいのか分かるほどにシンプル。かつ視覚的に分かりやすくデザインされているので誰でもサクッと操作できるだろう。

基本的に使うボタンは一つで、電源ボタンを押せば選択されているモードで動作が開始する。停止させたいときも同様に電源ボタンを押せばいい。

実際に1か月使ってみて…

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最高である。

・快適に眠れるようになった
・乾燥しすぎるという事はない
・タンクは意外とすぐ満タンになる

熱帯雨林のど真ん中で寝ていたような蒸し暑さが嘘のよう。除湿器が今私が日本にいることを思い出させてくれた。

ベッドシーツの湿り気はなく、エアコンの冷房がしっかり反映される。ごく当たり前のようだが私にとっては革命だった。ブリブリ快眠マンである。

運用から数時間で湿度は70%から55%ほどに下がった。個人的には50~65%あたりが快適に過ごせる湿度環境だ。これを超えればムシムシし、下回れば喉がイガイガする。

乾燥しすぎるということはない

私の中のイメージとして除湿機というのは節度なく除湿しまくる暴走マシンみたいなものだと思っていたのだが、実際には湿度が50%を切ることはなくほどよいところで底打ちしていた。

これは私の部屋が死ぬほどジメジメしているのが影響しているのかもしれないが、基本的には湿度が下がりすぎない仕組みになっているのだろうと解釈している。

仮に湿度が下がりすぎてしまう場合はタイマー機能があるのでうまく調整するといいだろう。

部屋干し対応グッバイ生乾き

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ナオシマ家では部屋干しオンリーだ。虫が怖いので絶対に外では干さない。気密性の低い古民家だからか、Tシャツのような衣類でも生乾き臭がすることが多々あり困っていたが対応としては毎度熱湯処理するしかなかった。

結論、衣類をからっと部屋干しできるようになった。主目的は睡眠環境の改善だったが、この副産物は地味にありがたい。

ただし私の場合は衣類乾燥モードに切り替えずに運用している。操作が面倒なので衣類を部屋にかけているときも基本の除湿モード一択。これでも問題なく乾燥するが、家を空ける場合は衣類乾燥モードにしておいた方がより効率よく服を乾燥させてくれるかもしれない。

良いところ

・部屋の景観を邪魔しないオシャレな見た目
・パワフルな乾燥性能

個人的に気に入ってるのは上記の2点。

やはり何よりも見た目が良い。コスパを重視すれば他の商品になるが、景観的な配慮がないので購入には至らなかったのだ。ただし近くで見ればプラスチックなチープ感は否めず、値段なりとは言い難い。その点に関してはMac proを見習ってもらいたいところだ。

そして見た目だけの商品ではない点も推したい。除湿器としての性能をしっかり発揮してくれることをナオシマが保証しよう。

微妙なポイント

・湿度計が何故かない
・リモコンがない

ちょっと残念なのは上記の2点。

除湿器なのだから当たり前に湿度計くらいはついているものだと思っていたが、そういった類のものは一切ない。そもそもデジタル的な表示画面はどこにもないのだ。

ちなみに湿度計はアマゾンで数百円で買えるようなものなので別途用意すればいいだけの話だ。ただそれだけ安価なのであれば本体に付属して欲しかったというのが本音である。

まとめ

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ROOT 7100(DH-C7100)を1か月ほど使ってみた感想はこんなところ。本記事の執筆中も勿論稼働させているので気分はブリブリ。要するに快適。

エアコンで十分では?と思う人もいるかもしれないが、そういう人はそれでいいのだ。幸せ者め。私の家ではエアコンの除湿機能が効果を発揮しないので除湿器を導入した。

私のように除湿器が欲しいけど見た目で躊躇してきた人は何も考えず導入するといいだろう。

Cado 除湿器