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スポット冷却器の原理とシリーズについて紹介

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☆★ 圧縮空気から冷気を生成。ボルテックス現象を利用した冷却器  ★☆
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前回は、冷却について温度と風量それぞれの視点からお話ししました。
今回は、ボルテックス現象を応用して低温空気を発生させる超低温空気発生器
「コルダー」について話します。

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ボルテックス現象とは
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空気に高速旋回(渦流)を与えた時に生じる冷気と暖気の分離現象です。
コルダーでは、取り入れた圧縮空気に対し、内蔵されたノズルによって発生する
旋回流から強制的に分離された冷気をスポット冷却に応用します。

>> つ ま り  >>>
* 供給された圧縮空気がすべて冷気になるわけではありません。
* 発生する冷気は、供給エアに対して温度差○○度という形で冷気温度が決まります。

・・・ とはいえ
電気を使わず、冷媒も必要とせず、現場の圧縮空気をつなぐだけで冷気を生成する
コルダーは、製造現場でのスポット的な冷却に最適です。

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① コルダー <スポット冷却>
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発売以来40年に及ぶ超低温空気発生器です。
圧縮空気のみで稼働し簡便性とコンパクト性に優れるため、
製造現場でのスポット冷却に効果を発揮します。
付属している調節ノブによって、任意の冷気量・冷気温度を設定できます。

++ デモ動画


++ 製品URL


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② キャビネット・クーラー <ボックス内冷却>
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コルダー同様にボルテックス現象を応用し、制御盤等のボックス内冷却、
温調に特化したモデルです。
空間内部の冷却を目的としているため、冷気風量を重視した固定セッティング
となっています。
市販のサーモスタット、電磁弁を併用することでエア源の負荷を軽減しながら
盤内温度の調整も可能です。

++ デモ動画


++ 製品URL


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★★ ここがポイント コルダー使用の注意点 ★★
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コルダーは、圧縮空気のみで稼働する便利なスポット冷却器である反面、
使用に際していくつかの注意が必要です。

*1 エア源
供給するエア圧は勿論ですが、消費する空気量にも注意を払ってください。
現場では、エア圧を気にすることはたびたびですが、意外に消費空気量を
見落とすことがあります。

*2 ワークの大きさ
空気による冷却は周辺環境の影響を大きく受けます。
ワーク(冷却対象の面積)が大きければ、冷却ロスも大きくなることを
念頭に入れてください。

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