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自意識が強い怪物

自嘲するのが私の癖だ。

この癖はとても卑怯だ。この発言自体が自嘲だが。

自分をあざ笑う自嘲癖は、自尊心を守るための手段だ。

他者から何かを指摘される前に、自ら自分自身に対して否定的な言葉を浴びせておけば、他者からの批判を回避できるのだ。先手必勝。

自分は自分の欠点を理解していると事前に主張する、つまり、間違っている自分を非難することで、どんな失敗をしようとも、自分は正しい存在であり続けられるのだ。

自分のプライドを守るために、このnoteを「駄文」と言ったり、会話の中で「おれほんと馬鹿だよね」「おれやばいやつだよね」とか言ったりするのだ。

なんだか自分のことしか考えてなくて、情けなくなるわ。この発言もタイトルも自嘲だが。

ネガティブな発言をされても、相手は反応に困るのだ。そんなことないよとフォローするのは面倒だし、同意することもできないし。

このnote以外で自ら自分自身を蔑むような発言をするのは禁止とします。他者に蔑まれるのはOK。

まあこうやって自分の弱さを曝け出せるのは、ある意味強さでもあると思う。どれだけ思うようにならなくても、苦しくても、自分を、そして現実を直視し続けるんだ。


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