函館記念を考察します。

本記事では、函館記念の考察を行っていきたいと思います。

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函館記念を考察します。


予想の組み立て方~ポイントを抑えよう~

①レース傾向

同レースはかなり顕著な傾向が出ておりますので、ズバッと書きますね。

☆函館記念最大のポイント☆

「4角4番手以内の馬券内率が異常」

とにかくこのレースは逃げ、先行有利なレースとなっており、なんと4角4番手以内の馬から毎年2頭が馬券に絡むという極端っぷり。

~過去レースで馬券内になった馬の4角通過順~

2019年 

1着マイスタイル    4角1番手  1人気

2着マイネルファンロン 4角2番手  9人気

3着ステイフーリッシュ 4角3番手  3人気

2018年 

1着エアアンセム    4角3番手  5人気

2着サクラアンプルール 4角5番手  8人気

3着エテルナミノル   4角2番手 13人気

2017年

1着ルミナスウォリアー 4角3番手  5人気

2着タマモベストプレイ 4角3番手 14人気

3着ヤマカツライデン  4角1番手  7人気

2016年

1着マイネルミラノ   4角1番手  3人気

2着ケイティープライド 4角4番手 13人気

3着ツクバアズマオー  4着8番手  9人気

2015年

1着ダービーフィズ   4角4番手  3人気

2着ハギノハイブリッド 4角3番手 10人気

3着ヤマカツエース   4角2番手  7人気

どうでしょうか?直近5年で4角5番手以下で馬券になったのはサクラアンプルールとツクバアズマオーの2頭のみ。そしてどちらも勝ち切るまでには至っておりません。

勝ち馬は必ず4角4番手以内の馬であり、過去5年での馬券内占有率はなんと脅威の86.6%。こんなに極端なレースってなかなかないんじゃないでしょうか。しかも、人気を見てもらえればより一層極端なレースなのかが分かりやすいのですが、二桁人気馬でも4角4番手以内なら人気関係なく激走しており、穴を空けまくっています。もう人気とか実力とか気にせず、4角4番手以内にいけそうな馬は全部買う。このくらいの気持ちを持っていても良さそうですよね。

ちなみにこの4角の通過順というのは、差し馬がまくってきて4角にはすでに4番手以内にいるというケースももちろんあります。

2017年のルミナスウォリアーなんかはそうですね。ですがこのケースは今年はあまり参考にする必要はないと思います。

この年は重馬場開催で、ラップも過去5年の中ではぶっちぎりの低速戦。重馬場の影響で外差しが決まりやすい状態に移行していたこともまくりが決まる要因だったと見ています。

後で詳しく書きますが今年の馬場はかなりきれいな状態を保っていて、先週も前有利の状況でした。今週末の天気は晴れなのでその傾向は続くと思いますし、まくりがきいた2017年とは状況が違います。

良馬場開催が見込まれる今年の函館記念では、シンプルに前から狙うという結論で良いのではないでしょうか。

☆狙い目☆

・とにかく前に行ける馬を狙う。

・人気は見なくてOK。むしろ見ない方が良い。

②馬場考察

函館競馬場では先週からBコースを使用しています。梅雨の時期ではあるものの、現在開催している競馬場の中で唯一良好な馬場状態を保っており、内目もまだまだキレイな状態。距離ロス無く回ってきた先行馬はなかなか止まらない印象が強いですね。

7月12日の逃げ馬の成績は(3.0.1.3)と非常に優秀な成績を残しており、先行馬の馬券内比率も高めです。小回りコースとの相乗効果で、とにかく差し追い込みが決まりずらい状態にあると見て良いと思います。

今週末の天気は良好のようですし、この傾向はあまり変わらないという前提で馬券を組んで良さそうです。もちろん、直前まで馬場の変化はチェックしておきたいところですが。

自分で馬場読みをやってみたい!という方はこちら↓↓

それと、先週の結果を見ている限りではステイゴールド産駒の好走が目立ちますね。これも頭に入れておいて損はないと思います。

☆馬場からの狙い目☆
・かなり良好な状態で、先行有利な馬場。

・ステイゴールド産駒は要チェック。

長々と書きましたが、レース傾向でも馬場傾向でも、狙いは前ということになります。もうなんか、分かりやすすぎてこれ罠でしょ!と疑いたくなるくらいです(笑)

ではこれらのポイントふまえつつ、買いたい馬をちょっとだけ紹介します。

③買いたい馬

マイネルファンロン

昨年同レース2着。今年はある程度人気してしまうと思いますが、それでもここは狙うべき馬。4角4番手以内の条件はほぼクリアできるであろう先行脚質でかつ、小回りで瞬発力が問われないと強さを発揮するタイプです。

前走のエプソムカップは大敗していますが、これはノーカンでOK。昨年も巴賞12着からの参戦で激走しましたし、去年と同様函館記念に向けての調整レースだったと見て良いでしょう。今回は主戦の丹内騎手に乗り替わり&丹内騎手の地元重賞ですから、去年同様に間違いなく勝負度は高いです。内枠を引いた場合は絶対に買います。

スズカロング

超爆穴候補の1頭。4角4番手以内を確保できそうな先行脚質というだけで1枚抑えたい。函館で連戦している点や、横山武史騎手から乗り替わりになってしまうこと、3勝クラスですら7着に負けていることなど明らかに見劣りするのは分かってます。

にも関わらず「4角4番手以内」という魔法の言葉だけで買い目に入れることが出来るレース、それが函館記念です(笑)何より、先行馬狙ってるのに買ってない先行馬にやられた!とか嫌ですし買い目にいれたい(笑)

まぁとにかく過去を見ても二桁人気だろうと関係ないので、内枠を引いて距離ロスの無い競馬が出来れば激走があっても良いと思います。菱田騎手はタイトに回ってくるの得意ですしね。

考察(妄想)は以上となります^^

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