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【注意喚起】Genericページの危険性!商品内容は大丈夫ですか?

Amazonで商品を販売していると、ブランド名が「Generic」になっている商品ページを見たことがあるのではないでしょうか。

正規品のページがない場合などにGenericページを作成したり、すでにあるGenericページに相乗りしている方も多いかと思います。

しかし、何も知らずにGenericページに出品していると、痛い目を見るかもしれません。

今回はGenericページに出品する時の注意点について解説しますので、出品している方や出品の予定がある方はぜひご覧ください!

Genericとは

GenericとはAmazonで商品ページを作った際に、ブランド名を指定せずに作ったページです。

これまでは「ノーブランド品」という表記だったのですが、2023年の年末あたりから「Generic」の表記が出てきました。

<通常のページ>

↑商品名の上にブランド名が表記されている。

<ノーブランド品>

↑ブランド名が「ノーブランド品」と表記されている。

<Generic>

↑ブランド名が「Generic」と表記されている。

ノーブランド品もGenericもほとんど同じで、”他のセラーが作った商品ページ”という認識で問題ありません。

ノーブランド品とGenericの違い

ノーブランド品表記のページとGeneric表記のページですが、先ほども言ったようにどちらも他のセラーが作った商品ページです。

ただし、大きく違うのは相乗り出品の可否にあります。

ご存じの方も多いかもしれませんが、ノーブランド品ページは商品ページを作った人しか出品ができません(相乗り出品ができない)。

一方でGenericページには誰でも出品することができます(相乗り出品ができる)。

ノーブランド品:相乗り出品できない
Generic:相乗り出品できる

ただし、テクニカルサポートへ聞いたところ、
「ノーブランド品だから相乗り出品ができない。Genericだから相乗り出品ができる。という決まりはない」
という答えが返ってきました。

そのため、あくまでも明確な決まりはないようです。
(とはいえ、テクニカルサポートも人によって言うことがバラバラだったりするので、実際はどうなのかわかりませんが…)

しかし僕が試した感じや周りの人の話を聞く限り、「ノーブランド品は相乗り不可、Genericは相乗り可」という認識で問題ないかと思います。

Genericページの落とし穴

「相乗り出品ができるのなら、Genericページの方がいいじゃん!」と思うかもしれません。

たしかに、利益商品を見つけて仕入れようと思ったら、ノーブランド品だったから出品できなかった、なんてことがあると悔しいですよね。

それにみんなでたくさん売った方が商品ページのSEOも上がりそうだし!
(実際のところはどうかわかりませんが…)

実際に僕もこのように考えて、何度もGenericページで商品を販売していました。

しかし、Genericページにはとんでもない落とし穴があります。


実はGenericページは、出品している人であれば誰でも商品情報を変更できるのです。

出品情報ではなく、商品情報です!

商品情報というのは、商品タイトル・商品画像・商品説明などの部分。

僕はそれを知らなかったので、痛い目にあいました、、

あれ?商品数が違う・・・

最初に気づいたのは、ポケモンカードのBOX(1箱)を販売していた時のこと。

Genericページで出品していたのですが、突然一気に商品が売れ始めました。

はじめは「ラッキー!一気に売れた〜」くらいに考えていたのですが、注文履歴を見て目を疑います。

「4箱セット・・・?」

商品名を見ると、「ポケモンカード〇〇4箱セット」と書いていたのです。

しかし僕が出品していたのは1箱のページです。

もちろん、商品代も1箱分の価格に設定しています。

しかし、商品ページに飛んでみると、

たしかに4箱セットになっている・・・

これを見た時、最初は自分が出品するページを間違えたのかと思いました。

しかし過去のなどいろいろ調べてみたところ、突然商品情報が変えられていることが判明したのです。

嫌がらせ?それとも・・・

実はこのようなできごとが、僕だけで立て続けに何度か起こっています。

また、他の商品ページを見ていても明らかに変更されたであろうページがいくつかありました。

どうやら横行しているやり口のようですね、、、

話を聞いてみると、これは以前からよくあることのようです。

これまではノーブランド品のページでも相乗りができるものがありました。

そして相乗りができるノーブランド品のページでも、商品情報が勝手に変更されることはめずらしくなかったそうです。

このようなことをする理由としては、

・他のセラーへの嫌がらせ
・商品情報を変更して悪事をはたらく

ということが考えられます。

こんなことが普通にできるとは、治安がよくないですね。

対応方法は?

注文はすでに未出荷に入っているので、購入者に連絡してキャンセルしてもらうか、こちらからキャンセルしなければいけません。

ダメもとでテクニカルサポートへ相談しましたが、やはりいただいた回答は上記と同じものでした。

購入者がメッセージを読んでキャンセルしてくれたら問題ないのですが、応答がなければこちらからキャンセルが必要です。

もちろんこちらからキャンセルする場合はアカウント健全性のキャンセル率に影響がありますし、悪い評価をつけられることもあります。

ただ、何も気づかないで商品を送ってしまったら、さらに面倒なトラブルになっていたことでしょう。

GenericページのFBAは要注意!

そしてもっと注意しなければいけないのが、GenericページにFBAで出品する場合です。

先ほどは自己発送だったので、知らない間に商品情報を変えられても発送の段階で気づけました。

しかしFBAだと、納品した後に商品情報を変えられれても、そのまま発送されてしまうのです。
(テクニカルサポートへ確認済み)

つまり、Genericページの商品をFBAに納品してしまうと、どうすることもできなくなります。

FBAはカスタマー対応をAmazonが行うので、最悪の場合返金だけされて商品が返ってこないこともありえるかもしれません。

Genericページの商品は、FBAではなく自己発送で販売する方がいいかと思います。

セット内容などを変更するのは規約違反らしい

今回の件についてテクニカルサポートの方から話を聞いたところ、「セット内容などを変更するのは規約違反に当たる」らしいです。

もちろんテクサポの情報は、人によって言うことが違うので100%信じられるわけではありませんが…

とはいえ規約違反だとはっきりおっしゃっていたので、勝手に商品情報を変更するようなことはやめましょう。

まとめ

今回はGenericページに出品する際の注意点についてお伝えしました。

販売している商品の内容が勝手に変わっているなんて焦りますよね。

何も知らずに購入者へ商品が送られてしまうと、面倒なトラブルにもなりかねません。

Genericページは相乗りができるというメリットがある一方、誰でも商品情報を変えられるというリスクがあることを覚えておきましょう。

Genericページに出品する場合は、定期的に商品情報が変更されていないか確認することをおすすめします。

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