【完全無料】6/5デュエプレND環境考察【完全私見】
コンニチハ、もしくはハジメマシテ。
santaと申します。
普段はTwitterで言いたい放題つぶやき散らかしてるのですっかりnoteがお留守になっていましたが…
今回はデュエル・マスターズプレイス(デュエプレ)の環境考察記事となります。
とはいえ、マスター到達で満足して以降おもちゃデッキでレートを溶かしてる人間の自己満足記事なので、「こんな考えの人もいるよ」程度に考えていただけると幸いです。
1.「新人類降臨」実装以前の環境
2023/5/25に新パック「新人類降臨」が実装されましたが、比較としてそれ以前の環境をざっと見渡すと
Tier1:シータ刃鬼、水単ジャバジャック
Tier2:ドロマー光デーモンコマンド、光抜き4c刃鬼
Tier2.5:ドロマー祝門、MRC
といったところではないでしょうか。
Tierに関しては自分の体感なので様々な意見があると思いますが…
《眠りの森のメイ様》と《恵みの大地 ババン・バン・バン》で一気にブーストし、《母なる大地》も絡めてビッグマナデッキと思えないほど早期に盤面を制圧するシータ刃鬼と、全体的にビッグマナ環境の中でトリガーを踏まなければ一気に轢き殺せるリキッド・ピープルが特に環境に多かった印象を持ちます。
次点で、巨大なブロッカーと豪快な踏み倒し・豊富なリソースで盤面を制圧する《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》、強力な除去・コントロール能力を持つ《「祝」の頂 ウェディング》《偽りの王 ヴィルヘルム》を詰め込んだ光抜き(黒入り)4c刃鬼、《ウェディングゲート》からの展開に加え《祝義の堕天チャーマジュン》によって素出しもしやすくなった黒エンジェル・コマンド軍団…と、リキピを除いてとにかくデカブツがひしめいていた印象でした。
2.「新人類降臨」実装後の環境
「新人類降臨」実装以降、様々なデッキタイプが試行錯誤されましたが、6/5執筆時点現在では概ね以下のような環境であると考えています。
Tier1:クローシス墓地ソース、光抜き4cビッグマナ
Tier2:火水ビートダウン、デアリシューゲイザー、ドロマー祝門
Tier2.5:水単ジャバジャック、トリーヴァコントロール
前環境でトップTierにいたシータ刃鬼から《恵みの大地ババン・バン・バン》が、光デーモンコマンドから《ザ・ストロング・ガード》がNDで使えなくなったことで一気にシェアを下げ、代わりにE3時代の華である新規カード《暴走龍 5000GT》《百万超邪 クロスファイア》を主軸としたアウトレイジや、紙でも大暴れしていた《神聖麒 シューゲイザー》が入ってきた形になります。
また、《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》が実装されたことによってビッグマナのフィニッシャーが《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》を始めとしたハンター中心から《ウェディング》と合わせてアンノウン中心になり、よりコントロールらしさが強いデッキへと変化してきました。
ビートダウンタイプのデッキにも革命が起こり、「一撃奪取」サイクルのカードたちの実装に加え、《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》《疾封怒闘 キューブリック》《灼熱の闘志 テスタ・ロッサ》が実装されたことで火水ビートダウンが新しく環境に食い込んできました。
また、全てのデッキにおいて、《終末の時計 ザ・クロック》が実装されたことで、強力なS・トリガーを積むことができるようになりました。
3.現在の環境において私見
追加されたカードの中でも特に、必ず返しのターンを生んでくれる《ザ・クロック》と、デュエプレではじめてマトモに強力なメタカード《ウソと盗みのエンターテイナー》の登場によって、これまでのデッキタイプはそれぞれ構築を見直す必要が出てきました。
新パック実装後初期では《シューゲイザー》がトップシェアだった印象ですが、ワンショットというデッキの性質上、《ザ・クロック》を踏むとどうしようもなかったり、トリガーでアンタップ状態のシューゲイザーが破壊されたりして一度動きが止まると立て直しが困難なレベルになったりする都合から少しずつシェアを下げていきました。個人的にワンショット当たりたくないから助かる
現環境ではビートダウンが少しずつシェアを上げているため、特に中盤に何をするかで握るデッキの傾向が決まると思っています。
相手の妨害に全振りするか、適度に相手をいなすか、最低限のケアだけかけて突撃するか…
トリガーが強くなった今、それぞれのプレイスタイルに合わせて「フィニッシャーからデッキを決める」よりも「中盤やりたい動きに合わせてデッキを決める」とよいのではないか、と考えます。
そして今も巷で世間をざわつかせている《メイ様》ですが、個人的には現在の状態は「先1で出されたら途轍もなく強力だが、ナーフが必要だとは考えづらい」という考えです。
対戦相手もマナブーストをするタイプのデッキだと《ドンドン吸い込むナウ》《超次元リュウセイ・ホール》などで対処されたり、ビートダウン型だとこっちの手札が悪いうちに一気に体制を用意されて殴り負ける、なんて状況もあります。《カーリ・ガネージャー》なんかなら一撃奪取サイクルから進化すればメイ様をノーリスクで殴りにいくなんて芸当も可能です。
相手のリソースを強制的に吐かせているという点では強力ですが、現在の環境では吐いたリソースがその後も盤面に効果を及ぼすカードが多く、レアリティSRのカードにふさわしい「強力な活躍はするけれど、対処できないわけではない」の段階に入ってきていると思います。
ただ、それはそれとしてゲームプレイヤーの視点からすると不愉快であるという事実は変わらず、ユーザーヘイトの高いカードを放置する環境も健全であるとは言い難いため、何かしらの措置が必要であるという点には同意できます。このあたりは紙のデュエマの《絶望神サガ》に近いですね。
個人的にはDP殿堂あたりが妥当なのではないでしょうか。
4.個人的注目カード
最後に、現環境での個人的注目カードをいくつか添えて、本記事を締めたいと思います。
1.絶超合金 ロビンフッド
ドロン・ゴーを研究していて個人的に最も強いと思ったカードです。
下面が3コストと低コストになったおかげで出しやすく、もう1枚の水のエグザイル・クリーチャーである《超金錬成 グレート・ロビン》も無難に強いトリガーブロッカーであり、さらに相手の盤面に《エンターテイナー》がいても手札に水エグザイルを2枚以上抱えていれば登場時能力で《エンターテイナー》をバウンス→破壊される→再度ドロン・ゴーで着地できます。
2.未知なる弾丸 リュウセイ
環境のビッグマナに対する明確なメタカードとして実装されたカードですが、個人的には必要なときに《母なる大地》から出せるようにしておくと非常に強力な仕事をしてくれるカードと認識しています。もちろんこちらが相手よりマナが伸びていれば出さずに他のカードをプレイすればよいので、デッキに入る選択肢の一つとしてピン~2投しておくと嬉しいカードです。
5.おわりに
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
初めてデュエプレの記事を書いた上、素人による考察記事ですので「いや、その理屈はおかしい」といったご指摘やご質問などがありましたらお気軽にコメントまでどうぞ。
最後に自分が使っていて楽しかったデッキを晒して〆とさせていただきます。
ではでは。