新潟2歳ステークス 過去の傾向解説

1.人気馬の成績

過去10年における人気別成績を見てみると、1番人気と3番人気の馬が特に良い成績を収めています。具体的には、1番人気の馬は【4-3-0-3】という成績を記録しており、複勝率は70.0％と高く、単勝および複勝の回収率も100％を超えています。同様に、3番人気の馬も【4-2-1-3】という成績で、複勝率は70.0％に達しています。一方で、2番人気の馬は【1-1-4-4】と、成績はやや劣ります。4番人気以下になると、特に6〜10番人気【0-2-4-44】や11番人気以下【0-1-0-38】は勝利がなく、波乱が少ないことが分かります。

2.脚質別成績：差し・追い込みが有利

脚質別の成績を見ると、中団で追走する馬が最も良い結果を残しています。具体的には、中団から差してきた馬は過去10年で【8-4-5-45】という成績を記録しており、8勝を挙げています。先行馬よりも後方からの馬の方が勝率・連対率が高い傾向が見られます。このレースは、基本的にペースが遅くなることが多いため、終盤の末脚を活かせる馬を狙うのが有効です。逃げ馬の成績は【0-2-1-7】とやや苦戦しており、先行馬も【1-2-3-30】と勝率が低めです。

3.前走距離別成績：1600m組が有利

前走距離別に成績を分析すると、1600m戦を経験している馬が最も良い成績を収めています。1600m戦からの出走馬は【8-3-5-33】という成績で、他の距離を経験した馬と比較しても好走率が高いことが分かります。逆に、1200m戦からの出走馬は【0-0-3-15】と連対馬がいないため、厳しい傾向にあります。1800m戦からの出走馬も【0-5-2-19】という成績で、勝ち馬が出ていないため、1600m戦からの馬に注目するのが良いでしょう。

4.キャリア別成績：1戦と2戦の馬が有力

キャリア別に見ると、1戦と2戦の馬が互角の成績を収めています。1戦の馬は【7-6-8-61】、2戦の馬は【3-4-2-36】という結果で、どちらも複勝圏内に入る可能性が高いです。3戦以上の馬は【0-0-0-12】と、大きなマイナス材料となることが多いです。前走クラス別に見ても、新馬戦と未勝利戦での差はほとんど見られないため、キャリア1戦または2戦の馬に注目するのがベターです。

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