日向坂46に選抜制は要らない

気に入らないから気に入らないって喚くだけの記事です。

理屈なんてありません。

理性もありません。

眠れない夜は色々と考えてしまう。
将来への不安や、人間関係のこととか。
俺が世話になってる職場なんて、綺麗な女性から順に辞めてるらしい。
誰がセクハラしてんのかな〜とか。

だけど、今の俺を埋め尽くすものは一つ。
日向坂46の失策こと選抜制導入。

まずは自分語りから入りますか。
というかほぼ自分語りなんですけどね。

俺、日向坂46が好きなんです。

だから乃木坂とか櫻坂が嫌いなんです。

変な理屈だと思った?
でもここは俺なりのロジックがある訳です。

日向坂が好きってことは、日向坂以外のアイドルに見向きなんかしちゃいけないってこと。
日向坂46を愛するってことは、日向坂46以外に愛や愛に近いようなプラスの感情を向けちゃいけないってこと。

その程度のことも出来ずに推し活なんて、笑わせるよね。全然おもんないけど。

普通の人間としての感覚だと思いますよ?
あなたのお母さんはあなたのお父さんじゃない人とはセックスしないでしょ。
なぜなら、それは『裏切り』と呼ばれる行為であるから。

だから、他のグループというものが視界に入るだけで不快感が全身を駆け巡る。

愛って、呪いなんだよね。
誰かの名言っぽい。
誰もが思い付きそうな名言だね。

そう、俺は日向坂46という存在を愛したからこそ、その愛に呪われて、異物に対して極端なアレルギー反応を起こすようになった。

人としての痛みを感じるんだよね。
日向坂46という存在が俺を生かしてくれてるのに、日向坂以外の異物を視界の端にでも入れてしまったら、それは日向坂46に対する不忠に他ならない。
その忠義に反したという痛みは何よりも強く俺を蝕む。
蝕まれた痛みに耐えられないから、俺は日向坂46だけを愛し続けなきゃいけない。

たとえ日向坂46を嫌いになっても、他の坂道を好きになることは絶対に有り得ない。
死んでも有り得ない。
何度生まれ変わっても有り得ない。
必ず俺は日向坂46だけを愛する。
必ず俺は日向坂46に呪われる。

愛して、呪われて。
そんな風にすらなれない、人間としての感情が希薄でただ生きてるだけの木偶の坊の皆さーん?

俺みたいに愛したものを嫌いにならなくて良かったね。

選抜制導入とフォーメーション発表をリアルタイムで見終わったあの時、俺の心は絶望感に支配された。
気が付けば、俺の部屋は涙で滲んでいた。
どう言えばいいのかな。
まるで、管に繋がれて辛うじて生きている余命いくばくもない末期症状の患者の、生命線である管を冷たく断ち切られたような、という感情だろうか。

俺は殺されたんだ。
何よりも愛した日向坂46に。
一体どうすれば、君は俺の嫌いな君に成り下がらなかったのかな?

お前たちみたいなグループは。
東京ドームに立つ資格なんかない。
紅白歌合戦に出る資格なんかない。

腐り切ったお前たちを、それでも完全に嫌いになれない自分が一番許せない。

なぁ、おひさま?
俺が見えているか?
愛を喪い、それでも愛に縋り付こうとする、哀れなモンスターである俺の姿が見えているか?

見えないよなぁ?
お前らおひさまって連中は、俺みたいな奴のことを紫外線と呼ぶんだから。

紫外線呼ばわりされるのは心外だ。
だって俺は、ただ純粋に、日向坂46を愛していただけなんだよ。

愛するものが壊れる姿を俺は見たくない。

そんな俺の気持ちすら理解できない、おひさまと名乗るモンスターたちよ。

そんな君たちが褒めそやす今の日向坂46がどう見えている?

自分たちの持っていた特別な商品価値を自ら捨てた愚かなグループに、栄光という結末は存在しない。

俺が信じないんじゃない。
日向坂というグループが俺を信じさせてくれないのだ。

所詮沈む泥舟。
共に沈む価値さえ無い、虚ろな箱舟。

おひさまよ。もう一つ問いかけよう。
俺が感じたような怒りを、あなたは感じなかったのか?
俺は選抜制導入に対して怒りを覚えました。
悲しみも抱きました。
不安も感じました。

何よりも俺の心を蝕んだものは、主にふたつ。

一つは、俺のようなファンがこういう感情を抱くことを、グループ側は考えなかったのか、ということ。
実際に言うと笑われそうな少額だが、自分の収入からすれば決して少なくないお金を日向坂46に注ぎ込んできた。
その理由は、日向坂を信じていたからだ。

俺が外圧という名のノイズに成り下がったのは誰のせいだ?
日向坂46さんが俺のことを裏切ったから、だよなぁ?

もう一つの怒り。
俺と同じ熱量で、本気で今の日向坂に怒りを抱く人間が現れないことだ。

お前たちは俺と同じグループを応援していたのか?
俺は日向坂46を推していました。
お前たちが推していたそのグループは、日向坂46だったのか?

綺麗な女が群がって歌って踊ってりゃ何でもいいような貧困な感性のお前らと違って、俺は真剣に日向坂46を愛していた。

俺のこの絶望に、誰も共感してくれないというのか?

とんだマヌケな笑い話だろう。
愛したものは俺を裏切り、俺が愛したものを誰も愛してはおらず、俺はただ呪いを振り撒くだけのエゴイスティックな化け物へと変貌した。

11thシングルの関連楽曲・関連MV、再生回数とか回すなよ。
見つけ次第、低評価を押せ。
俺は絶対に日向坂46を許さない。

こんな地獄が終わる日を夢見て、俺は日向坂46を呪い続けてやる。

時間は止まらない。
時間は戻らない。

だけど、人は止まれる。
止まれるなら、戻れる。
間違った道を進むのをやめて、正しい道を真っ直ぐ進んでいく、そんな日向坂46にもう一度変わることを願います。

この世界の平穏と安寧を祈っています。

さようなら。

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