2022-23お誕生日短歌まとめ

2022年の夏にアイドル短歌というものに出会い、たった31文字でいろいろな思いを表現する魅力にすっかり取り憑かれました。
短歌としてはまだまだですが、その時どんなことを考え、願い、ひとつの歌にしたのかを備忘録的に残しておこうと思います。

短歌始めたての2022-23お誕生日短歌のルールは、
①3首で真ん中にメンバーカラーを入れる
②その人の好きなところを中心に詠む

でした!

・渡辺さん

・表面の肌や言葉を飾らずに凛と立つ君の強さが眩しい
肌も言葉も飾らずにいられるのは、たゆまぬ努力と説得力のある生き方をしているからなんだろうなと思います。渡辺くんのような天然ハイライトを手に入れたいと思いながら日々のスキンケアをしていきます!

・涼やかに見えたのならばご注意を 青き炎が胸を焦がすよ
最初にメンカラが青と知ったときは結構意外だったんですけど、今はもう青以外考えられないなってくらい、静かに熱い炎をいつも感じています。
物事を俯瞰で見れる冷静さも大好きで個人的に刺さりまくっています。

・主旋律の努力に重なる誇り その歌声よ気高くあれ
グループのメインボーカルとしての矜持を感じる歌声が大好きです!!(世界中に届くほどの大声)


・阿部さん

・「正解!」を重ねた先に降り積もる雪で世界を染めていきたい
クイズ番組で活躍するという、自分の特技を最大限に生かした方法でグループの名前を広めていく姿が大好きです。そして初めて主体をアイドル側にして詠んでみた歌でした。

・低音があるかないかで大違い ブーケの中のグリーンみたいに
花を束ねるときに絶対に緑のものを入れたい派なんですけど、同じように阿部ちゃんの低音があると曲も締まるよな〜っていう。あと見た目のイメージと低音担当というのに個人的にギャップを感じて……好きです。(語彙力)

・マイクよりペンを握ったあの日々に綴った未来を僕は生きてる
「アイドルとして生きるための武器の火力不足を感じて大学院に進もうと思った」ってすごいですよね。"マイクより"は決してマイナスではなく、むしろ大きすぎるプラスになっているなと2024年7月の金曜日の朝、改めて感じています。
(自分がド文系なので"綴った"にしてしまったけど、理系なら違う表現が良かったのでは?と今でも時々考えている一首)


・目黒さん

・信念の花はまっすぐ咲くらしい 君に似てるね、とか言ってみる
"信念の花"は木槿のことでした。すくっとまっすぐ伸びる姿が大好きなんですけど、花言葉を調べて「信念」が出てきたときにすぐに目黒くんを思い浮かべました。

・ブラックにミルクをとろり、たらすみたいな「好き」を見つめる甘い瞳
(短歌として成立してないことには一旦目をつぶって)井田くんが青木に向ける瞳、佐倉くんがつむぎちゃんに向ける瞳、坊ちゃん(清霞)が美世に向ける瞳…なにより目黒くん自身がメンバーに向ける愛情を感じる瞳が好きすぎて詠みました。"とろり"と"たらす"の語感も好き

・この愛をもっとでっかくするために剣を研いでく日々を重ねる
"この愛"=Snow Manでした。グループに還元するために俳優仕事をしているという発言から詠みました。あと目黒くん及びSnow Manって"大きい"より"でかい"がしっくり来る気がします(主観)


・宮舘さん

・円でありたいと願って手をのばす 愛を繋いでいられるように
「9人で絆をつないでいく、手と手をとっていくという意味でネックレスを買った」というエピソードにでかい愛を感じて、痺れた結果この歌になりました。"手をのばす"は円◯になるために繋ぐ意味はもちろん、お店で品物(ネックレス)に手をのばす、選ぶという意味も込めて。手前味噌ですが、下の句がわりと声に出して読みたい日本語です。

・赤い血が滾る身体で音に乗りまだ見ぬ高みへ翔けてゆけ
だてさんの生命力が大好きです!!心臓がいつもどくどくと力強く鳴ってそう。
あと実はこの歌、考えているうちに渡辺くんの2首目とリンクしてきて、ゆり組パワーを感じて気に入っています。

渡辺さん
"涼"やかに見えたのならばご注意を 青き炎が胸を焦がすよ

宮舘さん
赤い血が滾る身体で音に乗りまだ見ぬ高みへ"翔"けてゆけ

・笑う、歌う、食べる、話す、君のその一挙手一投足に夢中
ご本人は至って真面目に、真摯にやっていることがかっこよかったりどこか面白かったりで目が離せないですよね。まさにエンターテイナー!ちなみにこの歌を考えているときに脳内に流れていた映像は、JUICYを踊りながら1枚の肉を焼く姿でした(ラヴィット!)


・深澤さん

・大切な居場所を守る優しさと覚悟を持って一歩、未来へ
ROTシーズン1のSnow Man回#2に寄せて。深澤くんを応援したい!と思うきっかけになりました。

・二藍の色はまるで君のようにその時々で変わるんだって
二藍色は色を重ねる濃淡によって色調が変わるそうで、まさしく深澤くんだなあと思いました。メンバーを見守るあたたかさや見ている人を和ませるゆるキャラみたいなところと、温度が感じられない表情や目線は、相反するようでどちらも彼という人なのだと感じるたび目が離せなくなります。

・愛を知る 周りにそっと向けられた無二の瞳に宿る温度で
周りにいる人たちから「優しい」と言われ続けるのって本当にすごいことで、憧れでもあります。唯一無二の瞳も深澤くんだけのもので大好きでよく見ちゃう。


・岩本さん

・かわいいと頼もしいをそっと合わせ魅力という名のリボンを巻いて
間違いなく大黒柱の筋肉モリモリお兄さんなのになんであんなに可愛いのだろう…と頭を抱えながら詠みました。世間に広めたいギャップ5選には確実に入ります。

・カナリアの羽を持ってるきみが飛ぶ世界をきらりと照らしながら
照らすと書いてひかると読むお名前が本当に素敵だなあと常々思っています。そしてきっとどこまでも飛んでいける人だから、その光を世界中に届けてほしいなと願っています。
(背景をカナリアイエローにしたのがこだわりポイントです)

・気づいたら再生ボタンを押している魔法みたいな中毒(ダンス)を踊る
岩本くんの振付が大好きです。見ているうちにこちらも踊りたくなっちゃうし、世界観がハッキリしてるから何度でも見たくなるんだろうなあと。どんなことを考えながら振りを付けたのかが気になるタイプなのでこれからも良かったら教えてほしいです!


・向井さん

・この愛を受け取ってくれきみからの愛もまっすぐ受けとめるから
愛をまっすぐ与えてその分受けとる人なのだなあと。康二くんのそういうところにまっすぐに憧れています。

・あたたかな光に見えて6000度 あなたに似合う居場所の熱さ
太陽の中心温度は6000度らしいですね。一万字インタビューで「グループに選ばれないなら自分で作ろうと企画書を用意して直談判しに行った」と知って、一見陽だまりのような彼の内に秘めた熱さに痺れました。個人的にSnow Manはそういう熱を持った人たちが集まっていると思っています。

・耳元でとける甘さを追いかけて蜜をたらした琥珀と目が合う
ハスキーで甘い歌声が大好きで、グループの中で良いアクセントになっているな〜と感じています。"蜜をたらした琥珀"は康二くんの瞳をイメージしました。
(1年越しに気づいたけどここでも"たらす"を使っている……まあ、めめこじってことで)(えっ)


・ラウールさん

・ハロー愛すべき天使へ その脚で世界を駆ける準備はできた?
初めてのRAUL in Parisになった2023年1月の姿を見て詠んだのですが、これを書いている2024年7月、本当に世界を駆け始めていて驚くばかりです。でもこうなることは知っていたような気もします。

・何色にでも染められるホワイトにまずは"未来"を塗ってみようか
投稿したときにも書いたんですけど、ほなつちゃんに向けた「未来しかないよ」って言葉をそっくりそのままラウールくんにも贈りたいなと思っています。未来であり希望、そして宝物。

・ステージランウェイ宇宙でも君が立つ場所が0番 眩い光(スター)
個人的には誰がセンターでもいいよ主義というか「○○くんがセンターであるべき」的な論争って心底くだらないなと思うのですが(突然)、それでもラウールくんはやっぱりセンターが似合うなと思って詠みました。背景の色はスノーホワイトです。

番外編①
・はじけない泡の苦さを知るときもハートの先で笑っていてね
一生に一度しかない20歳を祝して。"はじけない泡"はもちろんビールなんですけど、"はじける泡"としてハニーレモンソーダをイメージしていました。自分にしかわからないけどお気に入りの対比です。(イメージソングはあいみょんの『今夜このまま』)
"ハートの先"は9人で作るデカハートのことで、大人になっても変わらずにお兄ちゃんたちの中心にいてほしいなという思いを込めました。


・佐久間くん

・世間を魅せるのにはこの身ひとつで充分でしょ?と鮮烈に舞う
他担狩りの異名から。佐久間くんって踊るというより"舞う"という表現が似合うなあと思って詠んだ結句が気に入っています。

・真夜中に染めるピンクで知られない過去に別れを告げてみせるよ
ピンクヘアーがトレードマークになっていて、グループへの入口になっているなあと感じています。ROTの(好きですね…)該当シーンを見返すたびに「今はたくさんの人が知っているよ」と声をかけたくなります。

・魂が宿る言葉を声に出す君の強さに救われている
ちょうどこの頃世間がざわざわし始めて、その半年前ぐらいからうっすらとあった不安から目を逸らせなくなりそうな瞬間もあったりして、そういう時に「これからもここでやっていく」ときっぱり言ってくれたことに本当に救われました。(自分の機嫌は自分で取らなくてはいけないなと思いながらも)


番外編②
・デビュー3周年

・やさしさも愛も熱さも鋭さも 見えないけれどきっとこのかたち
ここに並べた言葉を体現しているのがSnow Manだなと思っています。"鋭さ"を入れたのもこだわり。知れば知るほど、良い意味でやさしいだけじゃない9人がかっこよくて大好きです。

・九つの手を離さずに見に行こう 雪で染まった世界、時代を
もう読んだままの想いを込めて。あと9人ダンス大会1回目の『This is Me』の終わり方が本当に好きで…倒れるときも立ち上がるときも手を繋いでいてほしいなという一オタクのエゴです。

・こうなるといいな、ではなく なってみせる。の覚悟を言の葉に乗せて
1万個あるSnow Manの好きポイントのひとつ、言霊を信じているとこ。そしてただ願うだけじゃなく本当にそうなれるように努力するとこ。
彼らにとって言葉は覚悟や決意の表れなんだなと感じるたびに、それをしっかりと受け取れるファンでいたいなと襟を正します。


こうしてまとめてみると、その時の自分がどう思っていたかをありありと思い出すことができて楽しかったです。そして同時に言語化の上手な人になりたいとも思います。2024年下半期の目標ができました。

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