システム手帳を使う④
前回は、小さい手帳から使うことをお勧めしました。
今回はその理由について、もう少し深掘りしようと思います。
M5サイズの手帳
M5、ミニ5、マイクロ5、と呼ばれている手帳のサイズはミニ6サイズ(ポケットサイズ)よりももう少し小さいサイズ。
ズボンの後ろポケットに入るようなサイズ感です。
用紙サイズでいうと、
バイブル(聖書)サイズ……170×95㎜
ミニ6サイズ…………………127×80㎜
M5サイズ……………………105×62㎜
となります。
ロルバーンミニの82×105mmに非常に近いサイズなのがM5なので、ロルバーンミニが使いこなせていたら、問題なく使いこなせると思います。
本革手帳は勇気がいる。だからこそ
(繰り返しになりますが)
本革手帳のハードルはどうしても高いっっっ!!!
という方にお勧めなのがM5サイズの手帳です。
私は本革手帳を使うようになって今年で5年目を迎えますが、
今でこそミニ6サイズ以上の手帳を何となく使えるようになっていますが、手帳を使いはじめた当初はミニ6サイズでさえ使いこなせそうになかったです。
多分、手帳の最小サイズがミニ6サイズまでしかなかったなら、本革手帳を使おうとは思わなかったかもしれません。
ミニ6より小さいサイズがあったからこそ、一歩踏み出す勇気が持てました。
本革手帳を使いこなせると自信を持てるようになったのはその小ささ。
すぐに書き終わる用紙サイズ。
ズバリ、達成感です。
そう、その「達成感」を得られるのが、ロルバーンミニやM5サイズといった小さなサイズなのです。
特に私も含め、メモ癖がない方は紙面がスカスカだとなんだかヤル気も出ないしすぐに飽きてしまいます。
「結局、そこまで埋めれるほど何か劇的なことが毎日あるわけでもないし、使いこなせないんだ」と諦めてやめてしまう。
でも、紙面が埋まると不思議なことに、ヤル気に満ち溢れる。次のページにどんどん進みたくなる。自分が満たされているような気持ちになるんです、これが。
達成感は、自己肯定感にも繋がるので本革に限らず、手帳を書く習慣がない方はぜひ、小さいノートや手帳からはじめてみてください。
きっと楽しくなりますから。
小さくても包容力はすごい
逆に言えば、「そんな小さな手帳に何が書けるんだ」という方もおられるかもしれません。
すぐに埋まるような紙面に、大切な情報全てが詰め込めるのか、と。
8㎜…………約50〜枚
11㎜………約80〜枚
13㎜………約100〜枚
15㎜………約120〜枚
リング径別に挟める枚数のおおよその目安です。
どんな厚さの用紙なのか、用紙以外のもの(ジッパーケースなど)を挟むのかなどで枚数は変わります。
M5サイズの手帳ですとこの辺りのリング径が多いかと思いますが、1番小さなリング径8㎜を選んだとしても、月間スケジュールとメモくらいなら充分に挟めると思います。
手帳を使われる方それぞれの使い方によるので、一概には言えないのですが……。
私は11㎜のM5サイズを主に使っていますが、なんでも挟みたい性質なので、手帳はパンパンです(笑)。
あまり挟みすぎると、リングが壊れて中身が飛び出してしまうので、これから使われる方はあまりなんでも詰め込みすぎないよう、お気をつけください。
大きいサイズの手帳は使えそうにないが情報は色々詰め込んでみたい、と思われているなら、「サイズは小さくリング径は大きく」で手帳を探してみてください。
手帳にあまり馴染みがなく、かつ使うなら色々な情報は全部詰め込みたいという方でも、充分に必要な情報を詰め込むことはできると思います。
意外に包容力はすごいんですよ、M5サイズの手帳って。
だから沢山お迎えしたくなるんです。不思議。
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