暴力。

11/22(木)は下北沢スリーでアペイジ企画。テーマは「暴力」。2マンの相手はラーナーズ。

まずはステイフリーへ。給料日なのだが全然入らず1時間おきにコンビニに行くも入らないまま上北沢に着いてしまった。前日、池袋のココナッツディスクになんと初めて行った。たくさんのおじさんが、自分の手を伸ばしてそのまま一周回った、すなわちお前という人間の大きさの中で、いいかボクシングっていうのはその円の向こう側に手を伸ばして…に、レコードを広げに広げていて、こりゃ無理だと。帰ろうとしたらレコードの日のZOMBIE-CHANGのLPがあって、ちょっと前にツトムさんに買えたら買ってって頼まれてて、下北沢は切り売れだったLPがあった。1枚。ツトムさんに聞いてみる。もう手に入れてた!!俺の!!明日給料日!!で、買った。帰ってめっちゃ聴いた!!が、ゆえ。金が無かった。

長沢さんも来て、スキルフルな2人の爆笑トークに爆笑するしかない私は給料のことで頭がいっぱいになり、アペイジの2マンTシャツやいろいろを諦める決意をしたころには、知恵熱的な感じがした。が、下北沢に向かう前、やっと入った!!無敵!!長沢さんと電車でスリーへ。下北沢に着くと、長沢さんが、なんで30年以上、5時なのにもう暗いを毎年言い続けてんだ的なことを言っていて、ほんとそうだった。今にもまだ5時なのに暗いですね~って言うとこだった。

スリーへ。ラーナーズの面々はリハーサル中。アンプの上のLのネオン管がすごくきれい。

スリーのこの日のパスに千秋のフライヤーの絵がプリントされていてすごくかっこよかった。

ラーナーズのライブ。かっこいい。ということは。なんて。かっこいいんだろう。

テーマは暴力だ。誰も見てない後ろの上からのダイブは暴力だった。僕のとなりにはツギちゃんがいてゆっくりした空気が流れていた。

ラーナーズは良くない言い方だろうけど、プロの演奏って感じだった。音がでかい。のが、過去散々ライブハウスの精算やタイムラインで見てきた、ツマミのボリュームじゃないでかさだったと思う。そんなのあるわけねーよとか知らねーよだったのがあったと知った。

沙羅さんのシルエットがとてもかっこよかった。チエさんのギターはビリビリした。女性のボーカルがいて女性のギターがいる意味がすごくある風景だった。

アペイジ。音出しでせっとんがブラックバードを弾いていて、すごくいい音だった。やはりブラックバードのメロディーは笑える。ガッチガチにかっこつけてやる弾き語りのカバーは分かってない。あれはガッチガチじゃなくフッニャフニャにならなければいけない。かっこいいんじゃない。おかしいとか笑えるそういう類いの。

アペイジのライブ。途中、千秋が僕の頭を撫でてきて、そのまま肩車した。ぐらいしか覚えてない。Forever Punkが外れていた。ぐらいしか覚えてない。気付いたら終わってしまった。それを誰かが夢中と呼んだか呼ばなかったか。

プレゼントとトークは、みんな難しかったと言っていたけど、暴力的なまでに投げるだけ投げて回収せず、各々に委ねられたと思う。

とても楽しい時間が全ては幻だったのかと思える魔法がある。そいつの名は風邪だ。目を開けているのがつらいほどのそれで、打ち上げ中に1時間以上寝ていた。うっすら向こうでモー娘。的サウンドが聞こえる。起きると、鼻水が止まらない。永久に出る。永遠に出る。

打ち上げは日高屋へ。ここで完璧に死亡だった。

始発で長沢さんと池袋まで。池袋からはほんとにティッシュの独壇場だった。もう酒をやめるまえに風邪をやめるべきだった。2度と風邪ひきたくない。

2マンの次の日の朝から暴力的なまでに風邪のウイルスを殺しにかかった。暴力的ではなかった。暴力そのものだった。この街1番の乱暴者となった。

楽しかったと思えるのに2日かかった。この日ZINEを買ってくれた人の顔を思い返したら風が吹いて風邪が飛んでいくようだった。

健くんがこないだのお礼にってTwin PeaksのLPとDIEGOのTシャツをくれた。チャーベさんがお疲れさまってラーナーズのTシャツをくれた。アペイジの2マンTシャツがすごく良かった。やっとGORO GOLOの7インチをやっと買えた。スガナミさんの石田純一のくだり。時系列めちゃくちゃに楽しい嬉しい記憶が戻ってくる。アペイジのライブだけ、はっきりと思い出せないっ☆

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