デュピクセントの血中濃度

 以前の投稿で、デュピクセント注射の間隔を徐々に伸ばしたことを書きました。この投稿の補足になります↓

デュピクセントの注射間隔｜デュピ太郎

デュピがいつまで効くかは、薬の成分がどれだけ体内に残っているか、つまり血中濃度がどう推移するかによって決まります。それについての情報をまとめていきます

まずはデュピの添付文書から。初回以外は300mgなので、下側を見るべきもの。42日、つまり6週でほぼゼロになるということ

「なら6週以上は開けないほうがいいんでない？」と思う人もいるでしょうが、実際はそれ以上開けても薬が残っている感じはあります。ツイッタで断薬した人の書き込みを見ると、90日〜100日(13-14週)は効いていたという話も

また、わかばひふ科さんの投稿だと、5日で半減するので、どこかでゼロになるものでもないと

妥当な結果かと思います。
デュピクセントの半減期はおよそ5日。
したがって血中濃度は5日後に半分、10日後に1/4、15日後に1/8となります。
20日後は1/16、25日後は1/32と減少しますよね。
つまり血液の中のデュピクセント濃度は時間が経過するごとになるもゼロにはならないわけです。…

— わかばひふ科クリニック公式 (@wakaba_hifuka2) November 20, 2023

デュピの卒業を目指す人は、8週を目標に間隔を伸ばし、そこからさらに伸ばしながらフェードアウトする、というのが一つのやり方ではないかと思います。自分は今後、これを試してみようと思っています！