本当に使える「大人の英単語力」 TOEIC800レベルの単語・熟語の学び方

この記事は、「留学経験なしで、外資系で通訳ができる英語力を身につける方法5選」の第二弾(後半)です。

TOEIC800レベルの単語・熟語をマスターする

TOEIC800レベルくらいまでの単語は、ビジネスのシーンや大人同士の日常会話でもよく使うのでオススメです。

この記事では、TOEIC800レベルの単語・熟語を身につけるためにオススメの勉強方法(私がやってうまくいった勉強方法)をご紹介します。

今の自分のTOEICレベル+50点くらいの単語帳から始める

単語に自信がない人は、いきなり800レベルの単語集に手を出すよりも、今の自分のTOEICレベルと同じか、+50点くらいの単語集から始めるのがいいと思います。

難しい単語を知らないよりも、簡単な単語に抜けがある方が、会話力的にダメージが大きいからです。

たとえば同じ「裕福な、お金持ちの」という意味の単語であれば、

affluent (800後半~900レベル) は知らなくてもなんとかなりますが、
wealthy (600~700レベル) くらいは知ってないと会話でつまづく場合があり、
rich (中学レベル) を知らないとやばい

というイメージです。

やばいところからつぶしていきましょう。

最終的に800レベル

私はTOEICで975点とりましたが、900点以上を目指す系のTOEICの単語集には、見たことも聞いたこともない単語がけっこうあります。

そういう「難関単語」をたくさん増やすよりも、800レベルまでの基本的な単語を「しっかり使える状態にする」方がよほど会話力が上がります。

音声つきの教材を使う

単語帳の選び方に関しては、音声つきの教材がなんといってもおすすめです。耳を慣らすためと、隙間時間を有効活用するためです。

単語の文字を読んで理解できても、音がわからないと会話で使えないので、そういう意味で音声教材は必須です。

単語を読み上げながら単語クイズができるスマホアプリもありますが、私は個人的には、ひたすら単語と例文を流し聞きできるCDやMP3教材が好きでした。

単語クイズは、耳と目と手をアプリに使える状態じゃないとできませんが、音声だけなら、歩いているときや家事をしているときなど、目と手を使えない状況でも聞けるからです。

学んだ単語を、文法と組み合わせて「自分が本当に言いたいこと」を言う文を作ってみる

難しい単語をたくさん知っているよりも、基本的な単語が「しっかり使える状態になっている」ことの方が、会話力向上という点では重要です。

TOEIC800レベルの語彙と、中学レベルの英文法を組み合わせて、言いたいことを言う文を自分でたくさん作ってみる練習は、その意味ではとても効果的です。

実際、私が普段仕事で使っている英語表現の99%は、中学レベルの英文法+TOEIC800レベルの単語・熟語でできています。

以下の記事で文法の勉強方法を紹介していますので、興味がある方はぜひご覧ください。


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