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きさらぎ賞(G3) 追い切りからの考察

◇◆追い切りからの考察◆◇


2/5(日) 中京11R きさらぎ賞(G3) 芝2000m

◎フリームファクシ

2週連続で半兄リューベックを追いかける形。26日は脚色劣勢でアタマ差遅れたが、12.1秒は出ていいればOK。見た目は今イチでも負荷をかけた。1日は終い重点の内容。逆にソフトすぎる気はするが、あまり痛めつけるとプッツンしてしまう難しい牝系(ソニンク牝系)なので慎重に丁寧に乗っている。

前走やや力んだということでこの中間はクロス鼻革を装着。須貝厩舎は最近、この馬具がお気に入りで先週の白梅賞を制したカルロヴェローチェも初クロス鼻革着用馬だった。まだまだ未完成で動きも平均点止まりだが、素晴らしい馬っぷりからもここは通過点。

○オープンファイア

古馬OP馬のヒンドゥタイムズを3馬身追走。脚色優勢でゴールイン。弱点は道中のズブさだが、一追い毎に生ずるさ解消。
鞍上ムルザバエフが脅威で、この中間ムルザバエフは3回も跨っている。弱点も長所もすべて把握済み。ゲートも練習を積んでいる。久々だが、かなり調教の強度を上げている点にも注目。ディープインパクト産駒ラスト世代でもあり、期待大。

▲ロゼル

調教駆けしない馬にしては1日は合格点。弾ける脚はないが、平均的な脚を長く長く使える。いい意味でも悪い意味でも適度に遊びがあり、この手のタイプは相手なり=昇級戦でも善戦することが多々ある。フォーメーション馬券の連下ゾーンには必ず塗りたいタイプ。母方にHalo3×4、Ballade3×4という仕掛けがあり、完成度も高い。課題はゲートか。

△クールミラボー

4馬身先行とはいえ、脚色優勢で先着。4コーナでのズブさを改善するためにチークピーシズを装着してきた。母サンソヴール、祖母サンヴィクトワール、3代母ヴィクトリーバンクはみんな"芝"馬。クールミラボーも脚長でスカッとした造り。芝OKの馬体といえる。ドレフォン×キングカメハメハで、ジオグリフデシエルトと同じ配合である。



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