算命学余話 #G72玄 「戦争を考える」/バックナンバー
合従連衡という言葉は、古代中国の群雄割拠の時代に生まれました。小国は軍事力の強い大国に対抗するため他の小国と同盟を結び、大国が攻めて来たら同盟国に背後を突かせるなどして連携する。そうして一方的な侵略を免れようとする国家戦略が、合従連衡です。尤も、この手法は国家間の紛争に限らず、国内の権力闘争の場でも当時から使われていました。更には、古代中国のみならず世界各地の歴史でも見られますし、小さくは今日を生きる我々の日常生活にも散見できます。家庭や職場など人間関係の力学が生じる場所で