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秋刀魚の口(日常一言ver)

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日々の連続した瞬間で降臨した何かを捕え、秋刀魚の口が呟きます。
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2023年4月の記事一覧

「会社の自転車の駐輪スポットの番号を何番が取れるかは、今日の運勢が何であるかと、いたずらに無造作に割り振られている所が似ている様に感じてしまう。毎朝狙うNo39,55,そして7」

行く当てもない突風が公園の隅で徐々に弧を描きながら立ち昇りはじめていて、落葉や地面に転がったものたちを巻き込みながら小さな竜巻に変化しつつあった…ベンチに腰掛けそれをうっとりと眺めていた自分の中から何ともいえぬ感情が湧き出してきた、水曜日の深夜

「仕事で浅草に来ていたが、喉から嗚咽が出るくらいに途轍もなく早退したかった…何故なら自分は下町(合羽橋etc)大好き人間だからだ」

「酔いの狭間に現れた揺らぎ、どぶろくの白さ、内面的な世界、カレンダーの平らなそれは自分がのっぺりと捉えている時間の表面や質感とその温度だと知った。」

「Kageroがコンクリートから立ち昇る様な炎天下の中を流れるプールで全力で逆走し疲れる。解放したばかりの身体にかき氷とフレンチドッグを加えたら…直ちに夏が来るし、精神も自由になれるはずで…想像す。piyopiyo脆弱な春一番 謝謝」

「初めて電動自転車に跨る中東の女性」