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ハゲタカジャーナルは、もう少し設定を詰めてからメールを送った方が良いと思う。

だいたいの研究者は経験したことがある、怪しいジャーナルからのお誘いメールについてです。

設定に無理があるメールがきたので紹介します。

和文誌のレター(学会員のみ読める)に対して、下記のようなメールが届きました。Global Journal of Medical Researchというジャーナルの編集長からのメールです。

I read it and felt that your work is worthy of admiration. I have shared the finding of the paper with my colleagues. Other scholars of our research community have also commended them. It shows your potential to influence and inspire fellow researchers and scholars.

私はそれ(和文誌のレター)を読み、あなたの仕事は賞賛に値すると感じました。私は、この論文の知見を同僚と共有しました。また、私たちの研究コミュニティの他の学者も称賛しています。これは、仲間の研究者や学者に影響を与え、鼓舞するあなたの可能性を示しています。

私宛のメール

このジャーナルの編集長は、和文誌を出版している学会の会員に英国の方が入っているという事でしょうか…? なんなん、暇なの?暇なのかか?

しかも、日本語のレターをわざわざ翻訳して読んだのでしょうか…? やっぱり暇なのか?

怪しいどころの話ではありません。

また、メールの最後には、下記の内容で締めくくられていました。

Please provide your WhatsApp number to streamline our interactions.

あなたのWhatsApp番号を教えてください。

私宛のメール

そんな個人情報伝えるわけが無い。怪しいにもほどがある。

なお、Global Journal of Medical Research誌は、姉妹紙ごと"Global Journals"としてBEALL'S LIST(https://beallslist.net/)に掲載されている、古式ゆかしい人食いジャーナル(ハゲタカジャーナル)です。

うん、知ってた。

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