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「OneShot: World Machine Edition」ひとくちレビュー

このnoteではゲーム「ワンショット」(CS版)の簡単なレビューをしています。
一般人がゲーム消化時に義務的に付けている感想ですので参考にしたりしなかったりして頂けると幸いです。
ネタバレに配慮しておりますが、ストーリーの核心以外の部分(物語への関わりが浅い、ゲーム後半に登場するシステム、武器、敵、技など)についての表現が含まれる可能性があります。
「ひとくちレビュー」の評価基準などについてはこちらをご覧下さい。


概要

「OneShot」は2Dアドベンチャーです。
見知らぬ世界で目を覚ましたネコのような姿の子供「ニコ」と「あなた」は、どうやらこの世界の救世主である様子。世界を救い、元いた世界に帰るために旅に出ます。
大きな特徴としては、全面的に押し出されたメタフィクションが挙げられます。

このnoteに関する注意事項

今回取り扱うのは小規模、いわゆる「インディーゲーム」です。ひとくちレビューではかなり簡潔にレビューをお伝えしていますが、「UNDERTALE」等の例があるように、ほんのごく僅かな情報でも実際のプレイでの楽しみを損なう可能性があります。
普段以上に簡潔に致しますが、ご注意下さい。
(これはインディーゲームレビュー全てに記載する文言です。今回レビューするゲームに必ずしも事前情報によって楽しみを損なう要素があることを示すものではありません。)


ストーリー:★★★★☆

ロボット技術の発達したこの世界は、太陽を失い、「四角形」と呼ばれる災害のような現象により崩壊を迎えようとしています。
ニコとあなたの目的は、ニコの持つ新たな「太陽」を、世界の中心の「塔」に持っていき、この世界に光を取り戻すこと。

しかし、その旅路には謎が多く残ります。

パスワードのかかった宝箱があるとして、パスワードがその世界からは完全に失われおり、あなただけが見られる「ゲームのファイル」に隠されている…なんてことがあるとしたら、それは本来ゲームとしては破綻していますよね。

徐々に深まっていく世界の謎、そして「OneShot」とは…?


ゲームプレイ:★★★☆☆

PCのようなUI上で遊べる「OneShot」は、その独特のUI以外は極々平凡と言えます。
2Dマップを探索し、アイテムを入手し、組み合わせたりしながら適切な場所で使用、先に進んでいくシステムです。ホラーゲームではありませんが。
数年前大流子したツクール製フリーゲームと似ていますね。
※追記 なんなら原作(PC版)はツクール製フリーゲームでした


BGM&SE:★★★☆☆

特筆事項無し。聞いていて心に残る音もイライラする音もありませんでした。
「こういうゲームのBGMだな」って感じです。


表現:★★★★★

「表現」ではUI、グラフィック、残虐表現、ゲーム外不祥事や炎上、DLC商法などについて総合的に評価します。
まさにこのゲームは「表現」全振りのゲームと言えます。
「OneShot」のCS版は、起動するとPCのような画面が現れます。
フォルダを開き、ゲームファイルを起動すると、スクリーン上にゲームが実行されます。
その上で「メタフィクション」とまで言えば…みなまで語るのは無粋でしょう。


総合:★★★★☆

単純に質のいいメタフィクション作品です。
「DDLC」「Inscryption」などのメタフィクションゲームが好きな方はマストプレイです。そうでなくとも初めて手を出す作品として最も優れているでしょう。(挙げた2作はどちらもまぁまぁホラーなため)
是非ニコの力になってあげてください。
環境が許すならば是非PC版で。

以上になります。
あらためてになりますが、一般人がゲーム消化時に義務的に付けている感想ですので、このレビューで情報収集を終える前にもうひとつどこかでレビューを読むことをオススメします。
ありがとうございました。

以下は余談となります。乱文ですので読まなくても結構です。

余談

「スプラトゥーン3」もまぁまぁ落ち着いてきたので新作をプレイして投稿…というのは少し違くて…
ちょっとした悩みがあります、つまらないゲームを途中で投げてしまうせいで面白いゲームのひとくちレビューばかりが積もっていくところ…
「OneShot」の前に「ソウルハッカーズ2」や「メタルウルフカオスXD」その他色々遊んでるんですけど、前者はあまりにつまらなかったため、後者は自分には合わなかったためギブアップ。本当はああいうのもレビューしたい(するべき)なのに…
という訳でレビュー作品の大体が「名作!オススメ!」とのたまうせいで信ぴょう性にイマイチ欠けるひとくちレビューですが今後もよろしくお願いします。
次回は「ベヨネッタ3」の予定です。

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