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北米を訪れて

銭湯の歴史についてもある程度調べることができましたが、資料が少なく、時間もあまりとれず、断片的な調査になってしまいましたが、それはそれで、またnoteで公開します。

10年以上ぶりの海外ということで、あの頃に体感したもの以上に、社会の成り立ちや日本との違いについて考えさせられました。

YouTubeやSNSで様々な情報が手に入る時代ですが、実際に目で見て体感する重要性を改めて感じました。今の海外てこんななのかー!と笑

初歩的な驚きといえば、スマホがどこでも基本的につかえて、すごく便利。当たり前なことなんだけども、10年少し前は当たり前ではなかった。宿も船もバスの予約も、どこにいても簡単にできるのは相当変わったよなと。クレカ無くしても、すぐに電話で止めることができたし…苦笑

当時どうやってバスとか宿とか探して旅してたんだろうと不思議に思うほど。全世界が進化しているよなと。

なによりも驚いて、刺さり続けていることは、

物価高と円安で、別世界。

ホームレスと薬物中毒者で、別世界。

という、日本の感覚ではキツイものがある世界だったこと。北米ならではの美しい景色を見ることはできたのですが、滞在した場所が場所だっただけに、アメリカやカナダのほんの一部なのかもしれないけれど、心が奪われたのは、嫌でも目に入るこの2つでした。

物価高と円安で、節制していても、ほんと何かのバグかと思うような生活。支払い明細でるのが恐ろしすぎる…。

ホームレスや薬物中毒者も、場所にはよりますが、あたり前のようにたくさんいて、悲痛なものがあった。

初日に、すれ違い様のホームレスに、

You still motherfucker !!

と急に怒鳴られたことは、洗礼でした。苦笑

日本も格差や貧困が叫ばれる時代ですが、まぁ、どこの国でも中々酷いもの。

日本はまだマシ、と思えてしまいました。一部を見ただけにすぎないので、一概には言えないけども、率直な感想です。

バンクーバーのゲストハウスで仲良くなった27歳のアメリカ人に、日本人は働き過ぎ!なんでそんなに働くんだ?って真顔で言われたのも、なかなか刺さったり。

日本という社会の設計がそうなっているとしか思えないけれど、それは思い込みすぎなのかもしれない。気楽にやっていけるかどうかは自分次第な部分も多いにあるなと思いました。

たかだが、12日間の滞在ではあったけれど、想像していた以上に学びが多く、くらいました。

帰国したところですが、中断している諸々の仕事のことや、感覚を取り戻すことに時間がかかりそう。

シアトルとバンクーバーを頭の片隅にイメージできることは、日本での生活に広がりを担保できる意味でも、このタイミングで行けてよかったと思いました。


とりあえず、ドル換算する癖を抜かねば…!

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