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熊野大社は、松江市内から車で南に20分のところで、山あいにドーンと鎮座されており、さすが出雲国一の宮という威厳がありました。

神社前の駐車場に入ると、そこは温泉施設の「八雲温泉ゆうあい熊野館」と共有の駐車場となっていました。
温泉も気になりつつ、まずは神様にご挨拶です。

一の鳥居を入ります。正面の立派な鳥居です。

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続いて二の鳥居横の石碑。こちらも立派です。

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意宇川(いうがわ)を渡ります。
自然な小川で、水の流れを眺めていると気持ちが落ち着きます。

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そして渡りきると、三の鳥居です。ここををくぐると拝殿です。
境内は、綺麗に整えられ、清々しい空気が漂っています。

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御祭神は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)

ご祭神は、伊邪那岐日真名子加夫呂伎熊野大神櫛御気野命。読み仮名をつけると、「いざなぎのひまなこかぶろぎくまぬおおかみくしみけぬのみこと」
大変長い名前ですが、素盞嗚尊(すさのおのみこと)の尊称です。

神話にもある通り、素盞嗚尊(すさのおのみこと)が、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治して、奇稲田姫(くしいなたひめ)と結婚されました。
*奇稲田姫命(くしいなだひめ)とは、稲田姫のことです。

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奇稲田姫のお社です。

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奇稲田姫(くしなだひめ)の父の脚摩乳(あしなづち)と母の手摩乳(てなづち)も祀られています。伊邪那美命(いざなみのみこと)も祀られていますから、ファミリーで祀られている神社ということですね。

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神話にある「国譲り」以前からの古社

大国主命が国譲りをする以前は、熊野大社を中心としたこの辺りが古代出雲国の中心だったと言われています。

国譲り後は、熊野大社から出雲大社に、祭祀が移りました。しかし火の祭りだけは、その威厳にかけて移すことなく、毎年の出雲大社で行われる鑽火祭(さんかさい)神事はここよりスタートするということです。

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神々しいお社

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神の湯 温泉♨️「八雲温泉ゆうあい熊野館」

私が訪れた時、1組の老夫婦が参拝されていました。お二人は、参拝後は迷うことなく駐車場横の温泉施設♨️に入っていかれました。
私は、タオルや石鹸を持ち合わせていませんでしたが、つられるように、温泉♨️に入ってみました。

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中に入ると、自動販売機で入浴券とタオルも購入できました。入浴料は440円とお安く😵、地元の人も利用されているようでした。

温泉♨️は、明るくのんびりできる空間でした。
神様にお参りしたあとに、温泉♨️に入るとは、それ自体がご利益で大吉のを引いたような喜びでした。


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