隔たり

あたたかい
ただただ
あたたかい 飲み物を
自身に届けて

窓の外の
真っ白な世界を一瞥している

隔たりを
到底 行き着くことはないだろう
その先を

想像でしか生きれない
過去の産物に
馳せる

あたたかい
ただただ
あたたかい 飲み物は
自身に染み渡る

余計なものを
全て 剥ぎ取ってしても
全然 意図する場所に
行くことができない

真っ白な世界には
わたしは 行けない

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