鉄スクラップ関東入札不調 11契、目先調整局面か

 関東鉄源協同組合(理事長=山下雄平・ヤマシタ会長)が10日に実施した11月契約分の鉄スクラップ輸出入札は不調となった。応札価格が組合の希望価格に達せず落札に至らなかった。国内高・海外安の相場が影響した。入札不調は2018年10月実施分以来、3年1カ月ぶり。旺盛な鋼材生産を背景に9月下旬から過熱してきた日本の鉄スクラップ相場は10月末から中部地区を中心に調整局面入りしており、関東の相場も今後弱含むだろうとの見方が濃くなっている。

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