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神鋼商事本部長に聞く/専務執行役員 牟田 智氏/■鉄鋼原料■/バイオマス燃料本格供給

――2021年度は部門の収益が大きく改善した。

「中期計画初年度の21年度は鉄鋼原料本部の連結純利益として9億円弱と予算の6億円弱を超過達成し、20年度の5億円からも大きく改善した。本部の売上高の9割強を占める鉄鉱石・石炭の扱いは価格上昇と、納入先の神戸製鋼所の粗鋼生産が1割ほど増えたことで増収増益となった。鉄スクラップは輸出が苦戦したが国内で補い、取扱量は計画の70万トンを下回ったものの収益は予算並みで前年比はプラスとなった。副原料やチタン原料は価格が上がり、利益に貢献。バイオマス燃料は21年度に本格供給に向けた準備を進め、22年度春から発電所の試運転向けに納入し、秋口に本格運転用に長期契約の販売を始める」

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