関西異形棒メーカー、値上げ浸透急ぐ 原料価格再び上昇

関西地区の異形棒鋼メーカーが売り腰を強めている。電炉主原料となる鉄スクラップ価格が再び上昇し始めたためだ。原料高に対して1―3月期は製品値上げ前の契約残も抱えている上に、今後は液化天然ガス(LNG)の高騰で電力料金が上昇する公算が大きい。「このままでは4月以降も厳しい収益環境が続く」(地区電炉メーカー)ことなどから、これまでの値上げ分の市場への浸透を急ぐ。

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