都伸銅品商組MR委 需要堅調も不透明感漂う

 東京都伸銅品商業組合(理事長=藤田貴弘・中尾金属社長)のマーケットリサーチ・広報委員会(MR委員会)は19日にウェブ形式で定例記者会見を開き、3月の伸銅生産量は前年の勢いを保つとの認識を示した。伸銅メーカーの生産状況については繰り延べ受注残が積み上がっているためフル稼働を続けていると説明。一方、先行きは自動車減産に加え、新型コロナウイルス感染拡大による中国のロックダウン(都市封鎖)の影響で需要が鈍化する可能性があるとも指摘した。

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