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非鉄新経営 新たな成長に向けて/DOWAHD社長/関口明氏/リサイクルで社会貢献/代替燃料活用に向け技術開発

 DOWAホールディングスは2022年度から始まる次期中期経営計画を策定している。世界が脱炭素社会へと舵を切るなか、同社は主力事業のリサイクルや金属加工の技術力を生かして社会課題解決に貢献し、会社の成長にもつなげていく構想を描く。関口明社長に現状の課題認識や今後注力する取り組みを聞いた。


 ――新型コロナウイルス禍による影響は。


 「操業への直接影響は20年度上期のみで、下期には自動車産業の回復などから、ほぼ心配せず事業を営める状態に戻った。逆にコロナの副作用で非鉄価格が上がった恩恵もあった。今年度は史上最高益がほぼ確実とみている。また、コロナ禍を経験して5つのコアビジネスがいまの社会に不可欠な事業であることを認識でき、これまでの方向性が間違いでなかったと再確認できたのは収穫だ」

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