鉄源協 20年国内鉄スクラップ購入量 初の2000万トン割れ

日本鉄源協会がこのほど発行した「クォータリーてつげんVol.88」(2021年春号)によると、2020年暦年(20年1―12月)の国内鉄スクラップ購入量は2年連続で前年比減少し、1953万トンで、前年比12・6%減となった。2000万トンを下回ったのは協会が計測を始めた02年以来はじめて。新型コロナウイルス感染拡大によって鋼材の需要が減少したことや、各種工場の稼働が停滞して鉄スクラップの発生が低迷したことなどが購入量減少につながった。

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