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「コロナ下のベトナム経済 大裕鋼業・井上浩行社長に聞く」鉄鋼業界 非常に多忙 自社の拠点は稼働堅調

 新型コロナウイルス禍の中、昨年12月から今年2月にかけて、大裕鋼業(堺市堺区)の井上浩行社長が工場を構えるベトナムに出張した。現在のベトナムの経済状況や鉄鋼業界の動向、日本とのコロナ対策の違いなどについて聞いた。


 ――コロナ禍到来以降、初の海外出張となった。


 「コロナ前は毎月行っていたが、今回は10カ月ぶりの出張となった。2月11日に帰国し、自宅での隔離期間を終えた25日から出社を含めた通常業務に復帰している。3月から大阪府内の緊急事態宣言が解除されたので、国内の取引先へのあいさつまわりなどを始めていこうと考えている」

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