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日本製鉄 事業部長に聞く/小野田謙一執行役員/交通産機品/米拠点基軸に欧需要捕捉

 ――取り巻く環境を。

 「鉄道車両品は新型コロナウイルス感染症による鉄道各社の運行本数見直しや新車投入計画の繰延べ施策の影響を時期ズレで受けている。国内販売は2022年度が底になり、23年度以降は徐々に回復するとみている。自動車メーカーの減産が続いており、クランクシャフトなどの自動車産機品は日本、米国、中国、インドのグローバル4拠点でその影響を受けている」

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