鉄筋用小棒、21年度690万トン横ばい予測 普電工、下期回復見込む

普通鋼電炉工業会(会長=内田裕之・合同製鉄社長)は12日、2021年度における鉄筋用小形棒鋼の国内向け出荷数量予測を公表した。それによると、21年度は前年度比ほぼ横ばいの690万トンとした。人口減少や少子高齢化など構造上の問題で需要減少が続くとともに、新型コロナウイルス感染症影響などでマーケットの不透明感が残ることから、2年連続で700万トンを割り込み、過去最低とされる1976年度(推定680万―690万トン)と同水準になる見通しだ。

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