鉄鋼新経営 新たな成長に向けて/中山製鋼所社長/箱守一昭氏/環境対応製品供給が鍵/中山三星建材中心に設備投資
――今期が中期経営計画の最終年度となる。ここまでを振り返って。
「2022年3月期通期の連結業績予想は売上高が前期比46・9%増の1630億円、経常利益は同2・6倍の70億円。今期は主原料となる鉄スクラップや半製品価格が高騰する中、主力の鋼板類の需要が堅調で製品値上げが進展した。ホットコイルの国際市況が大きく回復した上、国内では、製造業を中心に需要が堅調なことから需給がひっ迫したことが背景にある」
ここから先は
1,491字
¥ 300
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?