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鉄鋼新経営/2030年に向けて/合同製鉄社長 内田裕之氏/朝日工業とシナジー強化/ヘビースクラップ品位重要

――上期に採算が一段と厳しくなった。

「2020年度下期に続き、主原料となる鉄スクラップ相場の変動に追い回された。中国をはじめとしたアジア諸国の旺盛な鉄鋼需要を背景に、国内相場が高騰している。特に新断に代表されるような上級品種はトン6万円時代を迎えているが、製品値上げが追いつかず、販売価格の改善に奔走したというのが上期の実感だ」

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